学校のインターネットで合格発表を見た時は、すぐに両親にメールをしてそのまま教職課程支援室に行きました。先生も すごく喜んでくれました。教員採用試験に向けては支援室のサポート体制が大変役に立ちましたね。試験に出やすい問題 を確認したり、過去問題を何度も解いたりして実践力を身に着けることができました。本番さながらの面接指導も心強か ったですね。指導してくださった先生方や支えてくれた友達、いろいろな方の助けがあったからこそ合格できたのだと思います。 来年に入ると埼玉県の教員インターンシップ制度を利用して小学校に実習にいきます。社会人への第一歩として 気が引き締まる思いですね。 支えていただいた皆様への感謝の気持ちを忘れずに頑張ります! <勉強を始めるにあたってやっておくこと> @受験する自治体を決める 合格倍率や試験内容を調べて受験先を決めてください。 A受験する自治体の傾向や特徴を調べる 例えば、試験内容に「一般教養・教育教養」とありますが、問題の割合は自治体によって異なります。また「教職教養」では教育法規を重視する自治体もあれば、学習指導要領を重視する自治体もあります。いろいろな資料を調べて、傾向や配点などを把握しておくことが重要です。 <試験勉強について> @科目別勉強法 ○専門教養 ・過去問を解く 過去問を解きながら、分からなかった問題や間違えた問題をノートにまとめます。まとめるときは参考書を見て自分なりの解説もまとめておくとよいですね。過去問は何度も解くことで傾向がつかめ、問題も解けるようになってきます。 ・参考書を読み、問題を解く 過去問を解きながら、「オープンセサミシリーズ教員採用試験小学校全科」を併用して内容を深め、苦手な分野はノートにまとめるようにしました。 ・試験当日に持っていく用のノートを作る 過去問や参考書の苦手な部分をまとめたノートを作ります。当日そのノートを見直すことで安心して試験に臨むことができると思いますよ。 ○一般教養 ・新聞やニュースを見る 日頃から新聞やニュースを見て、日本の政治や環境問題などに敏感になっておくとよいと思います。この対策は、面接や小論文の対策にもつながります。 ○教職教養 ・教育法規、学習指導要領を覚える 埼玉県は教育法規、学習指導要領の出題率が高かったため、出題されやすい部分をすべてノートに写しました。この科目はすぐに覚えられるものではありませんので早めに取り組んでくださいね。 ・教育時事について知る いじめ、体罰、不登校の件数、学力テストの結果などの教育時事に敏感になってください。文部科学省のHPや受験先の教育委員会のHPを閲覧したりするといいですよ。 ○小論文 ・とりあえず書いてみる 何から書き始めればいいか分からない、制限時間内に書き上げられない。誰でも最初はこのように思います。「書く→添削していただく→修正する」を基本として何本も書いてください。書いていくうちに自分の小論文の型が出来上がってきます。私は、教職課程支援室の先生方に添削していただいて対策をしました。早めに始めて、さまざまな出題の小論文に挑戦して自信を持ってくださいね。 ○面接 ・今までの自分を振り返る なぜ教員になりたいと思ったのか。大学で学んできたことやボランティア活動で得たものは何か。など、今までの自分を見つめ直してみてください。 ・面接ノートを作る 就職支援室にある過去の面接資料や面接練習を参考にして、質問に対する解答例をノートにまとめていきます。反省点、アドバイスなどもノートにまとめ、次回の面接練習に活かすよう心掛けていました。 ・面接に慣れる 最初は上手に話すこともできませんでしたが、練習を重ねるうちに自分の考えや話したいことがまとまってきます。ボランティアに参加したり、教育について友達と意見を交換したりするなど、広い視野を持って過ごしていくとよいと思いますよ。 勉強を進めていく上で、不安になること、辛いことがあると思います。しかし、それを乗り越えて努力し続けることが合格への鍵となります。また、東京福祉大学には乗り越えることができるように、しっかりしたサポート体制が用意されています。 最後まで自分を信じて合格を勝ち取ってくださいね。 |
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