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大学院

教育学研究科



高度かつ専門的な教育研究能力と問題解決能力を備えた人材を育成

 現在、国内外の大きな変化によってわが国の公教育とりわけ学校教育はきわめて困難な状況に直面しています。社会では青少年による非行や犯罪の増加と低年齢化が進行しつつあり、教育現場では学級崩壊、非行・暴力、いじめ、ひきこもり、不登校、モンスターペアレントへの対応が求められており、家庭では経済的困窮、幼児・児童の虐待、薬物の乱用等の深刻な問題が引き起こされています。こうした教育問題を解決するには、教員は幅広い教育分野の理論と方法論を体系的に学び、多様な実践的手法や問題解決法を自ら探究し得る能力を養わなければなりません。
 そこで、本大学院では、高度かつ専門的な教育研究能力と問題解決能力を備えた人材を育成し、その人材が今日起きている様々な教育問題を解決できる教育現場の中核教員として、あるいは大学等の研究機関の教育研究者として、わが国の教育分野の中核的人材として活躍してもらうため、2011年4月より教育学研究科臨床教育学専攻修士課程を設置する予定です。

社会全体の発展にも指導的な立場で貢献できる人材に

 今後教育分野の専門性を深めて教育研究能力を高めたいと望む学部卒業生や、学問的理論と方法論を深く考究して、教育現場の問題や課題に取り組む意欲にあふれた現職教員および教育関係者の方々を対象に、多角的な視野から教育に関する理論と実践を総合して、教育の諸問題を学術的に深め、専門性の高い教育研究を行う機会を提供してまいります。多角的な教育理論や教育実践の発展はもとより、教育が関わる社会全体の発展にも指導的な立場で貢献できる教育研究能力・学識を備え、人間性の豊かな信頼される人材の養成をめざします。

 

教育学研究科 臨床教育学専攻 修士課程


Master of Education
 
教育の目的 学位
臨床教育学専攻カリキュラム 履修モデル
 
臨床教育学研究科 2012年度主な教授陣(予定)
 
【通学】 2年
 教育の今日的諸現象は、学際的あるいは多角的な視点からアプローチをしないければ解決できない状況にあるといってよいでしょう。特定の教育分野と隣接する諸科学はもちろん、多岐にわたる学問領域を取り込むことによって、新たな知見と方法論を発見・開発する必要があります。
臨床教育学専攻は、学校や家庭、地域が抱えるさまざまな課題に対処するため、〔臨床教育学分野〕〔養護教育・特別支援分野〕〔心理臨床学分野〕〔教育情報分野〕〔英語・異文化教育分野〕から構成されています。また、夏期・春期休暇等を利用して、学部で体験した教育実習・介護体験等とは別な視点に立って、児童相談所、鑑別所等への訪問、各種のボランティア活動等多様な社会体験を教育臨床学的に包括し、人間性と人格の陶冶をめざします。教育の専門家として、包容力豊かな思考力と優れた実践力を備えるのが目的です。


教育の目的

 今日起きている様々な教育現場の臨床教育現象の情報を収集し、実態を把握の上分析し、その問題を解決できる高度かつ専門的な教育研究能力と問題解決能力を備えた教育現場の中核教員、あるいは教育研究機関の教育研究者等、わが国の教育分野の中核として活躍できる人材育成をめざす。



学位

修士(教育学)



臨床教育学専攻修士課程カリキュラム

必修科目(10単位)
各関連分野の教員が多角的な視点から臨床教育学とは何か、臨床教育学の現状と課題等について講義します。また、研究課題の発見から資料(文献)収集または調査し、データを分析して論文を作成するまでの指導を受けます。

選択科目(20単位以上)臨床教育学分野から6単位以上選択

臨床教育学分野 養護教育・特別支援分野 心理臨床学分野
関連研究科目
教育情報分野 英語・異文化教育分野

修士論文審査・口頭試問合格

修士(教育学)


臨床教育学分野 学校現場の諸問題を考察し対処法を案出するのに適した学問領域を主軸に様々な臨床教育関連科目を開講する。
養護教育・
特別支援分野
学校臨床場面における児童生徒の発達課題や健康・安全に関する臨床教育現象を分析。教育環境を総合的に把握し、問題解決のための教育力を身につける。
心理臨床学分野 教育病理現象を分析し対処法を探究。さらに教育臨床心理学を研究していくための実験やデータの統計的分析法を学ぶ。
教育情報分野 学校現場で教員が扱う様々な情報を的確に把握するためのデータ分析力、またメディアを用いる新しい学習環境を提案・実践できる力、情報科学の立場から学習の問題を見直す科学的基礎力を身につける。
英語・異文化教育分野 英語コミュニケーション理論とアメリカの移民社会の教育事情から、わが国の教育問題の解決策を探るとともに、英文資料の読み方や英文の書き方を学ぶ。


履修モデル


パターン1 臨床教育学の専門家

教育現場が抱える諸問題を分析し、解決策を究明する専門的知識。技術を持つ専門家の養成

  科目区分 1年次 2年次
選択科目 臨床教育学分野 学級経営学特論(2)
教育社会学特論(2)
教育方法学特論(2)
カリキュラム開発特論(2)
生徒指導特論(2)
生徒指導演習(2)

 

 

12単位
養護教育・特別支援分野 健康相談学特論(2)   2単位
心理臨床学分野 人間関係特論(2)   2単位
関連研究科目 教育情報分野 教育データ分析演習(2)※
教育情報メディア演習(2)※
学習理論特論(2)※
  2単位
英語・異文化教育分野 異文化コミュニケーション演習(2)※
異文化理論特論(2)※
英文表現演習(2)※
  2単位
必修科目 臨床教育学総論(2)
課題研究T(4)
課題研究U(4) 10単位
卒業要件単位(30単位以上)

 

22単位 8単位 30単位
※3科目の中から研究テーマに合わせて1科目を選択履修する。


パターン2 養護教育・特別支援の専門家

児童生徒の成長を支える教育環境を総合的に把握し、問題解決策を究明する専門家の養成

  科目区分 1年次 2年次
選択科目 臨床教育学分野 臨床発達支援特論(2)
環境教育学特論(2)
地球連携福祉教育特論(2)

 

 

6単位
養護教育・特別支援分野 教育生理学特論(2)
学校救急看護学特論(2)
健康相談学特論(2)
学習困難児指導特論(2)
  8単位
心理臨床学分野 児童心理学特論(2)   2単位
関連研究科目 教育情報分野 教育データ分析演習(2)※
教育情報メディア演習(2)※
学習理論特論(2)※
  2単位
英語・異文化教育分野 異文化コミュニケーション演習(2)※
異文化理論特論(2)※
英文表現演習(2)※
  2単位
必修科目 臨床教育学総論(2)
課題研究T(4)
課題研究U(4) 10単位
卒業要件単位(30単位以上)

 

22単位 8単位 30単位
※3科目の中から研究テーマに合わせて1科目を選択履修する。


パターン3 教育臨床心理学の専門家

教育病理現象の解決法を臨床心理学の面から探究し、問題解決につなげる専門家の養成

  科目区分 1年次 2年次
選択科目 臨床教育学分野 臨床発達支援特論(2)
教育臨床心理学特論(2)
教育臨床心理学演習(2)

 

 

6単位
養護教育・特別支援分野 健康相談学特論(2) 教育生理学特論(2) 4単位
心理臨床学分野 児童心理学特論(2)
認知心理学特論(2)
人間関係特論(2) 6単位
関連研究科目 教育情報分野 教育データ分析演習(2)※
教育情報メディア演習(2)※
学習理論特論(2)※
  2単位
英語・異文化教育分野   異文化コミュニケーション演習(2)※
異文化理論特論(2)※
英文表現演習(2)※
2単位
必修科目 臨床教育学総論(2)
課題研究T(4)
課題研究U(4) 10単位
卒業要件単位(30単位以上)

 

20単位 10単位 30単位
※3科目の中から研究テーマに合わせて1科目を選択履修する。


上記履修モデルに挙げた科目以外の開講予定科目

臨床教育学分野 : 教育社会学演習 教育方法学演習 カリキュラム開発演習 臨床発達支援演習
心理臨床学分野 : 心理統計学演習


 

 


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