東京福祉大学

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ハーバード大客員教授のホーガン博士が本学で講演を行いました

2012年9月13日(木)に伊勢崎キャンパス、翌14日(金)には池袋キャンパスにおいて、東京福祉大学と日米高齢者保健福祉学会の主催による特別講演会が開催され、ハーバード大学医学部大学院客員教授でブランダイス大学大学院教授のコンスタンス・ホーガン博士が、「アメリカの薬物乱用問題」をテーマに講演を行いました。
ホーガン博士は、毎年のアメリカ夏期短期研修で、特別講義の講師を務めていたことから、今回の講演会が実現しました。
ホーガン博士は、「若年層を中心とした薬物乱用は、医学的にはもちろんのこと、社会的、経済的にも影響が大きい。問題は大きいが、専門的な対策も立てられつつある」と述べ、アメリカにおける薬物乱用の予防や回復への支援の取り組みについて、日本の現状と比較しつつ話されました。
両日とも、講演会には学生や教職員のほか、近隣住民の方など多くの人々が聴講に訪れ、会場は満席となりました。講演後の質疑応答も活発に行われ、最後は盛大な拍手とともに終了しました。
講演会のほかにも、キャンパス見学や歓迎レセプションが行われました。

2012年9月13日(木)伊勢崎キャンパス                     


来日したホーガン博士(右)を出迎える松原学長。


カフェテリアでランチ。ホーガン博士と御夫君のピーター・クワント様(左端)、
日米高齢者保健福祉学会・会長の平山尚教授(右端)。


ランチの後は、伊勢崎キャンパス内を見学。
茶屋四郎次郎記念図書館では、学生制作の子ども向け教材が展示されていました。
講演会の司会も務めた、短期大学部の栗原久教授(日米高齢者保健福祉学会理事)が作成した、薬物乱用防止を呼び掛ける紙芝居を熱心にご覧になるホーガン博士。


キャンパス内で飼育されている、子ヤギなどの小動物とも触れ合いました。


介護実習棟では最新の入浴実習設備などを見学。


音楽実習室では、社会福祉学部の岡村教授と学生から
ホーガン博士にウエルカムソングをプレゼント。


短期大学部棟の前で本学スタッフと記念撮影。


中島短期大学部学長から、学長手作りの人形などのプレゼントが贈られました。
ホーガン博士も大変喜んでいらっしゃいました。


15時半より大講義室で講演会が開始。



講演するホーガン博士。 米国における薬物依存実態についての説明に
耳を傾ける参加者。


閉会にあたり、松原学長から「地域連携を通した社会貢献事業の一環として、今後もこのような講演会を継続したい」との挨拶がありました。


講演会終了後には、大学近くのホテルで歓迎レセプションを開催。


ホーガン博士から本学に対して感謝のご挨拶がありました。

2012年9月14日(金)池袋キャンパス                      


翌日は池袋キャンパスでも講演会が行われました。檀上は平山教授。
「学会の活動をさらに活発化させるためにも、海外との学術交流を通して国際化を深めることが重要。本講演会がその一翼を担いたい」と開会の言葉がありました。


アメリカの薬物乱用問題について講演するホーガン博士。


池袋キャンパスでも講演会場は満席となりました。


講演後、参加者からの質問に一つひとつ丁寧に答えていただきました。





 
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