東京福祉大学

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地域貢献サークルが千輝祭の利益を全額寄付


  伊勢崎キャンパスの「地域貢献サークルRemember3.11」が、10月20日・21日に行われた千輝祭でのフランクフルトの販売利益51,418円を「あしなが東北レインボーハウス建設募金」へ全額寄付しました。

活動報告
感謝状
 地域貢献サークル〜remember3.11〜は、昨年の東日本大震災をきっかけに伊勢崎キャンパスの有志を中心に結成。「福祉を学ぶ大学生として、何かしらの行動を起こしたい。」そんな思いを持った学生たちが集まり結成されたサークルだ。代表の社会福祉学部社会福祉コース4年の防村信哉さんにお話を聞いた。「震災が起こってから3か月目に現地に行きました。その時はボランティアの安全が確保できないため、何もすることができず、写真を撮ることしかできませんでした。実際に現場を見たときの驚きは今でも忘れません。家も何もない、ただ同じ景色だけが広がっていました。」
群馬に戻ってからは、できることから始めていこうと、伊勢崎市内で募金活動や被災者支援、被災地での子どもとの交流など、活発に活動を行ってきた。
千輝祭

 今回の千輝祭ではフランクフルトの販売とともに、被災地の写真展示を行った。初めてボランティアに参加した際に撮影した写真と、現在の写真を展示し、瓦礫だらけだった場所がきれいに舗装されていたりして、復興の兆しがみられる写真約100枚が教室に並べられた。「震災から1年8か月。少しずつ関心が薄れてきている現状があります。現地のボランティア活動も少なくなっているそうです。少しでも気にとめてもらいたい。まだ終わっていないんだ。そんな思いでこれからも活動を続けていきます」と防村さんは語ってくれた。


千輝祭




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