東京福祉大学

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東日本大震災 復興支援活動! 学生たちが仏像と御守の制作に協力し、気仙沼では炊き出しも実施しました。

 

 被災地へ大学生のメッセージと御守り、ミニ地蔵を届けよう。伊勢崎キャンパス精神保健福祉専攻1年の太田初子さんによって立案されたこちらの企画が、鈴木雄司教授の協力のもと実現しました。11月12日、鈴木教授が呼びかけた学生約30名が教室に集まり、ミニ地蔵の袋詰め、メッセージカードの作成、御守木札の焼き印などの役割に分かれ、制作を行いました。
 今回、講師として伊勢崎市在住で「翔雲流佛像彫刻会」を主宰する小林翔雲さんを招き、制作の指導をしていただきました。和気あいあいとした雰囲気の中、学生が一つひとつ気持ちを込めて作業に取り組んでいました。 太田さんは宮城県気仙沼市出身で、自身も3.11に気仙沼市で被災した当事者。「震災から1年8か月が過ぎましたけれども、今もまだ悲しんでおられる方が本当にたくさんいるんです。そんな方たちに少しでも元気を持ってもらいたい。大学生のメッセージを伝えて元気になってもらいたい。そんな思いからやってみようと思ったんです」太田さんは力強く語ってくれました。

>>11/22(水)の上毛新聞にも取り上げられました。PDF

被災地支援被災地支援
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 東日本大震災からの復興を願い、11月23日(金・祝)に小林翔雲さんと太田初子さんら5人が気仙沼市を訪れ、面瀬中学校の仮設住宅で上州名物「煮ほうとう」180食の炊き出しを行いました。また、東京福祉大の学生たちも制作に関わった木彫りの仏像70体と「御守木札」300個を松岩寺の住職である小黒澤子忻さんに手渡しました。小雨の降る中、「煮ほうとう」は153戸の仮設住宅の住人に大変喜ばれ、温かい交流の輪が広がりました。復興の願いを込めた仏像などは、小黒澤子忻さんより被災住民の方々に配られました。太田さんは「今後も学生たちみんなで協力して、被災地のみなさんを元気にしてあげたい」と次の復興支援企画に取り組み始めています。

被災地支援被災地支援
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以上


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