東京福祉大学

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ニュース&トピックス
 
全学教員研修会が王子、伊勢崎、名古屋の3キャンパスで開催されました。

 9月1日(日)王子キャンパス
 9月27日(金)名古屋キャンパス広報センター


 9月1日(日)に開設間近の王子キャンパス、9月27日(金)に名古屋キャンパス広報センターにて、本学の教育理念の再確認および公務員試験・教員採用試験等の各種試験を合格に導く教育力向上のための全学部対象教員研修会が開催されました。

 研修会に先立ち、水野理事長から「本学園は伊勢崎、池袋、王子、名古屋と、いずれのキャンパスでも施設・設備面が非常に充実している。このようなハード面に加え、教育力の充実というソフト面の強化も非常に大切なこと。今回の研修会では学生の目線から「教え方」を学んでほしい(9/1)」「今、文部科学省から求められている対話型の授業は、本学では時代を先取りして開学当時から行っており、社会で求められる即戦力の人材を多く輩出してきました。即戦力の人材の養成ができることは学生確保にもつながるため、先生方一人ひとりが、教え方をこの研修で学んでいただきたい(9/27)」との挨拶がありました。


▲「教え方を学んでほしい」と挨拶する水野理事長(王子キャンパス)

 教員研修会では、参加した教員が学生の立場になって「教養基礎演習」、「キャリア開発演習」の模擬授業に参加し、各種試験の過去問題を解いたり、試験の重要ポイントに関する解説を聞いたりすることで、試験対策のための効果的な授業方法について学びました。



▲教員も学生の立場で過去問題を解きながら、試験対策授業の方法を学びました。
(写真は名古屋キャンパス広報センターです)

 研修会を担当した教育学部の荒野講師からは、「東京福祉大学は開学以来、学生の能力を高める教育を実践してきた。教員は目の前の学生を賢くするための努力を惜しんではならない。試験対策の授業であれば、授業に臨む学生全員が各種試験で満点が取れるように、教員が教え方を工夫し、わかりやすい教材を準備することが必要。」との話がありました。



▲「わかりやすい授業には、教員の努力が必要」と話す荒野講師(王子キャンパス)。


 学生を各種試験に合格させるという目的を教員全員で再確認し、学生の身になって汗をかいて学んだ教員研修会となりました。



9月5日(木)伊勢崎キャンパス


 9月5日(木)に伊勢崎キャンパスで行われた全学教員研修会では、実際に教育現場で起こっている課題(学習の遅れている学生への指導法、100人以上の学生全員を授業に参加させる方法など)を取り上げ、その解決方法について全教員で検討を行いました。


▲全教員の参加で、課題の解決方法を検討しました。


今回は【「春季授業見学」から学んだことを踏まえた上で「授業中に全学生のやる気を高めるためにはどうすればよいか」】を課題に取り上げ、学生と同じ目線で、全教員が25のグループに分かれてディスカッション・レポートの作成・意見の発表を行いました。
発表では、グループの代表者が「授業に興味を持ってもらう方法」「やる気のでる褒め方」「集中力を持続させる方法」など、様々な意見を発表しました。研修会終了後には全教員が【研修会で学んだ方法を授業でどう生かしていくか】というレポートの作成も行っています。


▲グループディスカッションでいろいろな意見交換を行います。       

     

▲「学生のやる気を高めるには、学生とのコミュニケーションも必要」と話す加藤講師


 東京福祉大学では学生の学習能力や教育効果を高めるために、こうした取り組みを今後も継続し、全教員の教育力の向上に努めてまいります。

 
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