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伊勢崎キャンパス教育学部・柴田研究室が制作した教材が、全国自作視聴覚教材コンクール・小学校部門で入選しました。


 教材のタイトルは「3D教材:群馬の古墳 大室古墳群」。3Dメガネをかけて映像を見ると、古墳の石室の様子がよくわかり、埴輪や土器は本物を間近で見ているようです。この教材は、伊勢崎キャンパスの柴田隆史准教授の研究室が3D映像を使って制作し、日本視聴覚教育協会が主催する「全国自作視聴覚教材コンクール」で入選しました。9月20日に東京都千代田区で表彰式が行われ、表彰状とメダルが授与されました。

表彰状とメダル
▲表彰状とメダル

3D映像の教材
▲3D映像の教材

 3D教材は、前橋市にある大室古墳群の特徴や出土品を約10分間で紹介しています。教材の制作に携わったのは、学校教員を目指している教育学部4年生の、渡邉唯さん、青柳智哉さん、田村竜太郎さん、須田悠さんです。

 今年4月には、伊勢崎市立赤堀南小学校の6年生の社会科授業で3D教材が使われました。授業では、古墳時代の学習に必要となる石室と埴輪の映像をそれぞれ約1分間にまとめたものを使いました。児童が夢中で3D教材を観察する様子を見て、学生4人は3D映像の学習効果に手応えを感じたといいます。柴田准教授は「社会科だけでなく他の教科でも3D映像の活用を検討したい」と研究に意欲をみせていました。柴田准教授の今後の研究活動に期待したいと思います。

 
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