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千葉県自閉症協会 野田支部の「保護者懇談会」に本学教育学部2年生が参加

 2月28日(金)、千葉県野田市文化センターで実施された千葉県自閉症協会野田支部の「保護者懇談会」に本学教育学部(伊勢崎キャンパス)2年生9名が参加し、自閉症児を育てる保護者と意見交換を行ないました。

 これは教育学部 松浦俊弥准教授が伊勢崎キャンパスで担当している「知的障害者の心理・生理・病理」という講義の「課外授業」の一環で、授業の中で参加を募ったところ前述の9名が希望し、実現したものです。

 2月12日にも同講義では障害児の保護者でもありシンガーソングライター、絵本作家として活躍されているこんのひとみさんを「特別講師」として招聘し、 学生に対し「障害がある子どもの保護者心理」について講話を頂きました。(様子はこちら
 このように同講義では障害がある子どもだけでなくその保護者心理を理解し、寄り添うことも今後の学校教員には必須のスキルであると捉え、授業の中でも詳しく説明してきました。

 当日は9名の保護者と9名の学生、松浦准教授、また取材に訪れた記者などの計20名が一堂に顔を合わせました。冒頭に学生が参加を希望した趣旨を含め2,3分ずつ一人ひとりが自己紹介し、その後保護者がいま子育てで悩んでいることなどを赤裸々に報告していました。

 ほとんどの学生が講義で指導してきたとおり「保護者の心に寄り添うことができる教員になるためにこの場での経験を生かしていきたい」と述べ、保護者から賛同を得ていました。

 保護者からは「成人した自閉症の青年と大学生との交流の場を作ってもらえないか」と希望が上がり、学生は「ボランティアグループなどを作ってそれが実現できるよう検討していきたい」と応えるなど大変に前向きで有意義な懇談会になりました。

 最後にまたひとりずつが感想を語り、学生が話し終えると保護者からはそのたびに大きな拍手がわきました。



千葉県保護者懇談会 千葉県保護者懇談会
参加した教育学部の学生たち 活発な意見交換が行われた
千葉県保護者懇談会  
朝日新聞記者の取材を受ける学生たち  






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