池袋キャンパスで、障害のあるお子さんをもつお母さんによる特別講義を開催しました。
8月25日(月)、池袋キャンパスの「知的障害者の心理・生理・病理」(社会福祉学部 松浦俊弥准教授)の授業に、知的障害の
あるお子さんを育てられたお母さんを講師としてお迎えし、「障害がある子どもの保護者心理」について特別講義が行なわれまし
た。
千葉県野田市在住の西村純子さんによる講演はお子さんの幼少時からの写真をスライドに写しながら、その実体験と、様々な成
長場面での親の気持ちをお話していただき、参加した多くの学生が真剣な表情で聞き入っていました。
特に、いまだに残る社会の理解不足や偏見等について「これから教育や福祉の現場に出るあなた方で、障害がある人たちやその
家族が、少しでも住みやすくなり、辛く理不尽な思いをしなくても済む社会に変えていって欲しい」とのメッセージを伝えられ、
学生は緊張の面持ちの中、社会に出る決意をさらに高めた様子でした。
今回の特別授業の講師を担当していただいた西村純子さん 西村さんの授業に熱心に聞き入る学生たち