本学の学生2名がＬＩＮＥ乗っ取り詐欺被害を阻止！伊勢崎警察署長から感謝状が贈られました。

　　
　１０月２８日、最近の社会現象にもなっている無料通信アプリ「ＬＩＮＥ」のアカウントを乗っ取って電子マネーをだまし取る詐欺の被害を防いだとして、ともに伊勢崎キャンパス３年で教育学部の松村康大さん（静岡県立榛原高等学校出身）と心理学部の澤口真人さん（群馬県立桐生南高等学校出身）に伊勢崎警察署長から感謝状が贈られました。
　２人は９月、働いていたコンビニエンスストアで、女性客が詐欺と分からずに６万円の電子マネーを買おうとしたのを食い止めました。女性が電子マネーについてよく知らない様子にもかかわらず高額な電子マネーを購入しようとしたのを不審に思い、澤口さんが「何に使われますか」と勇気をもって尋ねたところ女性は「外国に行くという友人に購入を頼まれた」と答えたといいます。一緒にいた松村さんと相談の上、店長の許可をもらい女性客に確認をさせてもらったところ、何者かに乗っ取られた知人男性のアカウントから、ＬＩＮＥを通じて電子マネーの購入を依頼されていました。
　この手口による詐欺被害を防いだことが明らかになったのは群馬県内では初めてのことです。二人は「女性が被害を受けずに本当に良かった。勇気をもって話しかけて良かった。」と笑顔で語ってくれました。
　ふだんは松村さんは小学校教諭、澤口さんは精神保健福祉士をめざして伊勢崎キャンパスでがんばっています。


左　澤口真人さん　　右　松村康大さん　　　　　　　松村さんの感謝状
二人の活躍は上毛新聞でも紹介されました