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平成28年度第1回の公開講座が開催されました


東京福祉大学では、一般の方を対象に、文化教養の向上を図るため、本学の研究成果を広く社会に還元する講座を開催しています。平成28年度の第1回は、10月1日(土)伊勢崎キャンパスにて、2つの講座が行われました。

午前中に、伊勢崎市教育委員会との共催講座として、本学短期大学部 岡野雅子教授(こども学科)による「親性をはぐくむ 〜子育て支援の今日的課題〜」が行われました。近年少子化が進行している一方で、児童虐待は増加の一途をたどっています。様々な子育て支援策が行われていますが、基本は「親性」を育むことという観点から「親性」とは何か、学校における保育教育、さまざまな「ふれあい体験学習」への取り組みなどについて検討。子育て支援の課題を考察しました。


母乳の分泌メカニズムを説明する佐野講師

午後に行われたのは、「お産婆さんの独り言 〜妊娠・出産・母乳・性行為感染症〜」と題した、本学社会福祉学部 佐野葉子講師(保育児童学科)による本学主催講座です。妊娠・出産での障がいやリスク、母乳のメカニズムや性感染症などについて、助産師として1,000人以上の赤ちゃんをとりあげてきた豊富な経験に基づき、分かりやすく説明していきました。参加された方々は、ネズミを使った子育て実験などの興味深い話に熱心に耳を傾けていました。

次回の公開講座は10月8日(土)、「健全な家庭生活を築く方法〜解決中心家族療法を学ぶ〜」と「懐かしい唱歌の素晴らしさを再確認してみましょう〜旋律に託された・美しい日本語を口ずさんでみませんか〜」の2つが行われます。

公開講座の詳細・お申込みはちらまで

>>公開講座ページ