喜多村副学長がHOSPEXセミナーで講演を行いました

　2016年10月26日、東京ビッグサイトで行われた医療福祉機器・設備に関する専門展示会「HOSPEX Japan 2016」内の合同セミナーにおいて、喜多村副学長が「これからの福祉産業を担う海外人材育成」と題し講演を行いました。

　講演では日本の介護保険制度の現状から本学と中国との交流活動について紹介の後、介護福祉士を取得した留学生への介護ビザ付与、技能実習制度の対象職種に「介護」を追加する法案が今国会で成立見込みとなっている状況も踏まえ、本学における人材育成や福祉介護関連事業者の日中間の相互投資拡大へ向けた可能性について講演されました。

　当日は福祉・医療系企業関係者や一般企業の方など多くの人々が集まり、講演会場はほぼ満席となりました。喜多村副学長のほかには復旦大学の張浩川博士、日本能率協会コンサルティングの富永峰郎氏が講演し、共通テーマである「福祉産業の海外展開とビジネスモデル」について、参加者の知見を深める機会となりました。