毎年11月は「児童虐待防止推進月間」です。本学では「オレンジリボン運動」を学生たちが地域と連携して啓蒙活動を行っています。
児童虐待に関する相談件数は依然として増加傾向にあり、特に子どもの生命が奪われるなどの重大な事件が後を絶たず、児童虐待は社会全体で解決すべき重要な問題となっています。
厚生労働省では毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と定め、児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るために広報・啓発活動を実施しています。「オレンジリボン運動」は、児童虐待防止のシンボルマークとしてオレンジのリボンを広めることで、児童虐待をなくすことを呼びかける運動です。
東京福祉大学では、保育児童学科の学生たちが主体となり創意工夫して「オレンジリボン運動」を広めています。オレンジリボン運動の普及に向けては、地域との連携が大切であるため、伊勢崎市児童家庭福祉課と協力し、児童虐待の現状と防止について学びながら情報交換をしています。
また、学園祭である「千輝祭(きららさい)」(伊勢崎キャンパスでは11月12日、13日開催)では学生たちが中心となり、いろいろな企画で普及活動をしています。
千輝祭での活動(昨年度の様子)
普及活動を通して、伊勢崎市ではオレンジリボン運動への認知度が高まってきました。これからも主体的な関わりを持てるよう、さらにこの運動を広めていきたいと思います。
>>伊勢崎キャンパス千輝祭内容