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2017.07.27

「伊勢崎市内関係小・中学校 連携情報交換会」を開催しました

 

6月8日(木)、伊勢崎キャンパスにて「東京福祉大学 伊勢崎市内関係小・中学校 連携情報交換会」が実施されました。この交換会は、本学から市内小・中学校へ教員の補助役として学生を派遣する「ボランティアチューター制度」の成果と課題を検討し、本学と伊勢崎市との互恵的連携をより強固なものにすることを目的としています。伊勢崎市教育委員会及び、市内の小・中学校の校長や担当者を招き、今年で10回目の開催となります
 はじめに教育学部のロペス教授が、「ボランティアチューター制度は、地域との交流を一層深めていく双方向対話型の機会です」と述べ、参加者のみなさんに感謝と今後の活動機会の確保を改めてお願いしました。


パンフレットを使っての本学概要説明ののち、昨年のアンケート集計結果を報告しました。「勉強塾ボランティアチューター」、「保健室ボランティアチューター」、「通常ボランティアチューター」の項目に分け、小・中学校側と学生側のコメントなどを確認。成果と課題が明確になりました。



意見交換の時間では、参加者から「継続して同じ学生が来てくれると、子どもの様子も分かるので良い」「時期によって参加学生の人数に差がある。対応にも差が出るので、同じ人数だとありがたい」といった意見が挙げられました。また、養護教諭がいない期間が1カ月続いていたという学校では、東京福祉大学の卒業生が後任で決まったとのこと。「彼女が保健室ボランティアチューターをやった経験があったので、一から教える必要もなく、子どもたちとも関わっていたので大変ありがたかった」と話されました。


最後に、教職課程支援室の根橋室長が、ボランティアの計画を立てる上で学生とうまくマッチングできない面もあることに言及。「教員を目指す学生にとって、ボランティアチューターと実習は大きな2つの柱。柔軟な対応で、学生にとっても受け入れ校にとっても実り多いものになる」として、今後ともプラスの関係を築いていきたいと述べました





  • ボランティアチューター(教職ボランティア)などのボランティア活動について