ニュース・トピックス

2017.09.04

2017年度 第5回FD研修会を実施


東京福祉大学では、2000年(平成12年)開学当初から、学生の学習能力や教育効果を高める方策の一環として、教員研修会や授業見学を行いながら教員の授業内容・方法を改善するなど、全学を挙げて実践的なファカルティ・ディベロップメント(FD)に取り組んでいます。 今年度5回目のFD研修会は7月13日(木)に行われ、教員約50名が参加しました。


開会にあたり、喜多村副学長より「本学のFDは、開学以来積み重ねられてきた知識とノウハウが詰まった素晴らしいものだと思います。この研修会を通して全員の先生方の授業の教え方が上手になるよう期待しています」とご挨拶がありました。
続いて、社会福祉学部の堀准教授が司会を担当し、本学の「アクティブラーニング型」の教育スタイルの基本について"教育方針及び授業方法に関する規程"の冊子を用い、教員に音読をさせながら確認していきました。

次に、参加した教員が普段の授業を行う中で感じている問題点や困っていることなどを発表。教員からは「私語やスマートフォンをなかなかやめない」「予習・復習をやってこない」などの意見が出され、それに対して他の教員から自身が行っている指導方法や対策方法などが発表されました。

 



研修会の後半は、「学生のやる気を引き出す授業方法とは」「学生の学ぶ力の格差に対する方策」というテーマでグループごとにディスカッションが行われました。次回のFD研修会からは、この話し合った内容をもとに各グループの新任の先生が教員役となって30分間でモデル授業を行います。

 

次回のFD特別研修会は9月7日(木)に行われる予定です。