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「保育表現技術演習」の授業で絵本を制作することになり、「リーゼントくん」という主人公が困っている人や動物を助ける物語を考えました。絵本のねらいや、読む人たちに伝えたいことはこれまでの短大での学びをふり返りながら構想しました。絵本の組み立て方やページの使い方、物語の展開については、読んでいる人が楽しくなるように色をはっきりとさせたり、クスッと笑えたりできるような工夫をしました。出来上がった本を通して、人を助ける喜びや自分自身を大切にする心などを感じ取ってほしいと思っています。
　自分でもこのような賞をいただくことになるとは夢にも思っていなかったので、短大の先生から受賞の連絡をいただいたときには本当に驚きました。表彰式に参加して賞状とトロフィーを受け取って、ようやく実感が湧いてきました。他の受賞者には、絵本作家や元漫画家の方もいらっしゃって、改めてこの賞の重みを感じました。この受賞を家族も喜んでくれたことがやはり嬉しかったですね。
　今年の4月から、保育児童学科へ編入学して学んでいます。将来は、幼稚園教諭として得意とする絵を描くことを生かしていきたいと思っています。