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2020.04.24

新型コロナウイルス感染症の最近の動向とゴールデンウィーク中のお願い


令和2年4月24日

学生の皆様へ

保健管理センター所長 大島一成
東京福祉大学 教務課

新型コロナウイルス感染症の最近の動向とゴールデンウィーク中のお願い

 新型コロナウイルスの感染拡大により、令和2年4月7日に政府から東京など7都府県を対象に「緊急事態宣言」が出され、4月16日には全国すべての都道府県が対象となりました。さらに7都府県と北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府を合わせた13都道府県が「特定警戒都道府県」に指定されました。それは、累計感染者数が一定以上、感染者が倍になる時間が短い、孤発例の割合の高い地域です。本学4キャンパスとも注意が必要です。

  東京都では1日あたりの感染者数は軽度上昇傾向ですが、感染蔓延の指標として有効なPCR陽性率(週間検査陽性率)は4月15日の時点で約20%と顕著に増加しており、都市部での市中感染の増加とともに、都市部と地方との間での人の移動を通じて感染が広がるケースが多くなっています。

  さらに、国立感染症研究所感染症疫学センターは、4月20日に、新型コロナウイルス感染症の患者から感染した可能性のある濃厚接触者の定義を「発症2日前」、「手で触れられる距離(1m)」、「必要な予防策なく15分以上の接触があった」と変更しました。発症した人とマスク等をしないで2日前に接触すると発症リスクがあります。

  感染のリスクが高まる中、4月29日~5月6日の大型連休を迎えるにあたり、連休中の行動が今後の授業再開などに大きな影響を与える可能性がありますので、あらためて下記の点についてご留意ください。



1 県をまたぐ帰省や旅行、「特定警戒都道府県」への移動は控えてください。
2 生活必需品の買い物、通院などを除いて、不要不急の外出は控えください。
  人の集まる遊技施設などへの出入り、飲食を伴う会合等は禁止します。
3 手洗い、咳エチケット、部屋の換気等をしっかりと行いましょう。
4 毎朝検温をするなど徹底した体調管理をお願いします。
  発熱や咳、全身倦怠感、味覚障害等の症状がある場合は、受診の目安(下記)に従ってください。

5月にはオンラインによる遠隔授業が始まります。外出自粛等で学生の皆さんも心身ともに負担を感じることが多いことと思います。健康面に気をつけ、在宅において有意義にお過ごしいただき、無事、皆さんと初回の授業が迎えられることを切に願っています。

 連休中、万が一感染が判明した場合は、至急保健管理センターにメールにてご連絡ください。


*伊勢崎キャンパス保健管理センター 水~金 9:00~18:00 Tel 0270-40-3246
 メールアドレス:hokenkanri@ed.tokyo-fukushi.ac.jp

■国民の皆様へ(新型コロナウイルス感染症)
新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#soudan



新型コロナウイルス感染症に関する本学の対応について(まとめ)