2025.11.29
伊勢崎・茂呂地区のお祭りに学生が実行委員として参加
9月20日、群馬県伊勢崎市で「第55回茂呂地区ふるさとまつり」が開催され、本学伊勢崎キャンパス教育学部の学生5名が実行委員として運営の一端を担いました。
この学生たちは、授業「教師論(初等)」(担当=垣崎授二特任教授)から生まれたグループ「思いやりボーイズ」「思いやりガールズ」の面々。当日は早朝から準備作業に当たり、開会後は「こども縁日」エリアでスマートボールコーナー、ストラックアウトを担当。多くの子どもたちを楽しませていました。

スマートボールを担当した春山星奈さんは「このボランティアを通して、地域の方々とのかかわりがいかに大切かということを強く感じました。また、子どもたちとのかかわり方を学ぶことができ、成長につながったと思います」と話してくれました。
渡邉元翔さんは「子どもたちだけでなく保護者の方も一緒に楽しんでくださり、感謝の言葉をいただけたことが嬉しく、印象に残っています。子どもたちと接し続けたこの一日で、自分は子どもと接することが好きなのだと再認識できました」と話しています。

ストラックアウトを担当したのは齋藤一花さんと増田駿斗さん。齋藤さんは「教育実習でお世話になった小学校の児童に会えました。少し会わなかっただけなのにみんな成長が感じられました。子どもたちとかかわること、多くの方と一緒に何かをつくりあげることの楽しさを改めて実感もしました」とのこと。
増田さんは「このような楽しいイベントが行われるのは決して当たり前のことではなく、さまざまな方の思いやりの心がつながって初めて可能なことなのだと気づきました。実行委員としてふだんはあまり話す機会のない世代の方と話すことで、自分の会話の引き出しやコミュニケーションの幅が広がるなど、とても貴重な経験になりました」と話してくれました。

(左から)実行委員として参加した齋藤一花さん、春山星名さん、大河原空雅さん、増田駿斗さん、渡邉元翔さん
リーダーの大河原さんは「教員になるうえでボランティア経験は非常に力になると思い、地域貢献ができるという点も踏まえて参加しました。さまざまな方と協力し準備を進めるなかで大変さを実感しましたが、そのぶん達成感も大きなものとなりました。子どもたちとたくさんかかわることができただけでなく、実行委員として地域の方々と深く交流できたことで、教員になるための力がいっそう身についたと感じます」と話してくれました。
大河原さんは、11月29日に伊勢崎市教育部生涯学習課と本学との共催で開かれた地域公開講座『創作紙芝居を通して「希望」と「勇気」をつくりだす ~思いやりの心 広がれ!開くつなげる共に~』にパネラーとして参加。思いやりの心を育むということについて参加者と一緒に考察しました。
