2025.12.17
【地域貢献Report】群馬県立伊勢崎清明高等学校 2年次探究学習「未来提言中間発表会」への大学生メンター派遣
群馬県立伊勢崎清明高等学校は、「総合的な探究の時間」(=探究学習)に高校を挙げて力を入れており、県内でも先進的な取り組みをされている高校です。高校3年間を通し、「インタビュー」や「インターンシップ」、「フィールドワーク」などの探究プログラムが組まれ、地域の企業や大学等と連携を図りながら、生徒一人一人の挑戦の機会がふんだんに設定されています。
2025年9月18日、伊勢崎清明高等学校で「未来提言中間発表会」が実施されました。 「未来提言中間発表会」とは、あらかじめ2年次生徒が自分の興味関心を元に設定したテーマについて夏休みにフィールドワークを実施し、その内容を生徒同士、お互いにグループで発表し意見交換を行い、未来提言最終発表に向けた追加探究の参考にするためのものです。
今回、その発表会に参加し、高校生の発表を聞いて助言する「大学生メンター」の派遣について本学に要請があり、地域連携推進専門部会長の北爪准教授の引率で本学各学部から計15名の学生が参加してまいりました。

地域連携推進専門部会長 社会福祉学部 北爪克洋 准教授
大学生メンター(15名)
・社会福祉学部 4名
・保育児童学部 5名
・教育学部 4名
・心理学部 2名
自己紹介


開会前の全体説明において大学生メンターが一人ひとり自己紹介しました。
自己紹介の様子は全5教室にオンラインで配信されました。
未来提言中間発表








生徒のみなさんそれぞれの発表を聞き、本学学生がアドバイスをして回ります。
生徒の皆さんは、各自調べた内容を発表用スライドにまとめていました。
それを聞き、本学学生がメンターとして、大学生という現在からみたアドバイスを丁寧に実施しました。
生徒のみなさんも、楽しみながら真剣に聞き入っている様子でした。
講評




最後に、クラス全体に向け、大学生メンターより講評を行いました。
また、本学社会福祉学部の北爪准教授より全体講評を行い、終了となりました。
振り返り・フォードバック

発表会終了後、控え室に戻り、大学生メンターより全体の振り返りと高校の先生へそれぞれが感じた事などをフィードバックさせていただきました。
最後に
今回の伊勢崎清明高校2年次のフィールドワークとその発表会は、本学においてもアクティブ・ラーニングの対話型授業で日々実践されているものですので、学生はアドバイスしやすかったのではないかと思います。
この発表会を通して高校生の一生懸命に発表に取り組む姿を見て、逆に本学学生たちも良い刺激を受けた様子でした。
大学生メンターの皆さん、おつかれさまでした。
そして今回、このような機会をいただいた伊勢崎清明高校の皆様に深く感謝申し上げます。
