今年で5回目を迎える韓国秋期短期留学は、国際交流に関心のある学生12名が参加し、9月25日(日)~10月2日(日)まで、7泊8日の日程で無事修了しました。韓国屈指のリゾートエリア・束草市にある自然に囲まれた京東大学での充実した学習プログラムは、学生たちの世界観を変え、グローバルな視野を広めることができました。講義ではグループディスカッションで韓国の学生と触れ合い、福祉や教育の施設見学では言葉が通じ合わなくても積極的にコミュニケーションをとる姿勢は、本学のアクティブラーニングの成果だと感じています。
また、北朝鮮の風景が直接眺められる「統一展望台」や「戦争記念館」、昌徳宮なども訪れ、韓国の歴史や文化にも触れることができました。観光で登った「雪岳山」の頂上では、日本にはない岩肌の風景に神秘的な力を感じたそうです。グローバルな経験を積んだ学生は「いつか自分が教員になった時に、この貴重な経験を子どもたちに伝えてあげたい」と語ってくれました。
京東大学付属幼稚園・バンヤ老人介護施設・烏頭山統一展望台・DMZ博物館
雪岳山(ソラクサン)・束草博物館・戦争記念館・景福宮(キョンボックン)
昌徳宮(チャンドックン)
京東大学付属幼稚園を訪問。韓国から優秀機関として表彰されています。
バンヤ老人介護施設を訪問。日本の歌も一緒に歌いました。
韓国文化体験と韓服の着用体験。
雪岳山の山頂でパワーをもらいました。
京東大学で修了式
私は今回の短期留学で、初めて海外に行くという経験を積むことができました。もちろん日本語が通じないので少し不安もありましたが、京東大学での講義や学生たちと触れ合うことでだんだんと慣れていきとても充実した留学だったと思います。
講義では韓国語を基礎から学ぶことができ、先生もわかり易く熱心に教えてくださるのでとても楽しく、充実した講義を受けることができました。また、韓国の学生と触れ合うことで韓国の雰囲気をより身近に感じられ、言葉は通じ合わなくてもコミュニケーションを積極的に取ろうとする意思を強く持つことが大事であることを学びました。 京東大学の学生スタッフは、私たちのために歌を取り入れた発音練習や文字の書き方を工夫して教えてくれました。体育大会でも日本文化を取り入れた競技内容を考えてくれたりバーベキューの準備をしたりと大変お世話になりました。施設見学では普通の旅行では知ることのできない貴重な体験をしました。統一展望台では国境近くになると軍の警備が厳しく、日本では感じることのない緊張感を体験しました。また、日本文化と韓国文化の違いについて多くのことを学ぶことができたのは、今後の勉学において大変参考になると感じています。 8日間という短い間でしたが、さまざまな場面で支援をしてくださった先生やスタッフの方々にとても感謝しています。これからも今回の研修で学んだことを活かして語学の勉強をしていきたいと思います。