2025大学院ガイドブック
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「こころ」の悩みを持つ方に適切な心理的援助ができる実践力の高い臨床心理の専門家を養成します4月3月10月11月合格大学院心理学研究科長 教授公認心理師博士(臨床心理学)鈴木 康明臨床心理コース臨床心理士受験資格取得をめざし、臨床心理士の指定科目を中心に履修します。臨床心理学の学修、実習を通して臨床心理査定・心理療法・カウンセリング技法などの必要な技能を身につけます。希望者は公認心理師の受験資格取得も可能です。公認心理師コース公認心理師受験資格取得をめざし、公認心理師指定科目を中心に履修します。心理支援・援助に必要な実践的な科目履修により、必要な知識・技術を深め、高いレベルの支援ができる心理職を養成します(なお、本コースでは臨床心理士受験資格の取得はできません)。人がよりその人らしく生きていけるよう力を尽くしたい方へ 公認心理師・臨床心理士は、「こころ」の問題で悩んでいる人々に、臨床心理学にもとづく理論や方法、技術を用いて心理的援助を行います。そこではその人の「こころ」を理解しながら、価値観を尊重しつつ、その人に合った支援を行うことが求められます。もちろん公認心理師・臨床心理士の仕事は簡単ではありませんが、人がその人らしく生きていけるように自己実現のお手伝いをしたいと考えている方には、ぜひ本研究科で学んでいただきたいと思います。学内外で院生一人ひとりの希望に合わせた 親身な指導を行っています 本研究科の博士課程前期では、国家資格の公認心理師養成に必要なカリキュラムを充実させ、心理支援の現場で専門的な知識と技術を活用できる実践家の養成に力を入れています。また、臨床心理士資格認定協会第1種指定校のカリキュラムを整えて臨床心理士資格取得をめざしている院生の支援を行います。 授業は少人数で行います。これによりコミュニケーション力の育成が図られ、修了生は身につけた対人関係スキルと態度を発揮して、学校や病院、企業のメンタルヘルス部門、官公庁の心理関連部門などで活躍しています。 本研究科は、院生一人ひとりに対応した指導を重視しています。院生が臨床実習の一環として学内にある附属臨床心理相談室でケースを担当する際には、一対一できめ細かな指導を行います。また、学外の病院や施設などでも実習を行い、各自の目的や特性に応じた実習指導を継続して受けることができます。本研究科には公認心理師・臨床心理士資格を持つ教員や指導員が多数在籍していますので、院生はそれぞれ自分自身の個性を生かし、専門性を高めることができます。充実の臨床心理士資格試験対策臨床心理学専攻博士課程前期では、臨床心理士試験合格に向けさまざまなサポートを行っています。大学院修了後も、秋に実施される試験に向けて「多肢選択方式試験」・「論文記述試験」・「口述面接試験」の対策講座を開講しています。これらを通して、試験合格を強力にバックアップしています。「公認心理師試験」対策公認心理師試験は修了年度の2月ないしは3月に受験することが想定されています。本研究科では公認心理師資格を有する教員を中心として、修了年度より試験対策としての「心理支援総論特論」を開講しています。国家試験はじめ、修士論文、心理実践実習など、多忙な大学院生活を多面的にバックアップしています。東京福祉大学附属臨床心理相談室公認心理師と臨床心理士で地域の皆様の心理教育相談を広く受け付けています。主な活動は以下のとおりです。(1) 一般市民および各種機関を対象とする心理教育相談(2) 臨床心理分野における研究活動TEL.0270-40-3181 URL https://www.tokyo-fukushi.ac.jp/CPCC臨床心理学専攻 博士課程前期 入学臨床心理学専攻 博士課程前期修了多肢選択方式試験論文記述試験(一次試験)口述面接試験(二次試験)心理学総論特論臨床心理士資格をもつ教員を中心に、臨床心理士試験の過去問題を通して必要な心理学の知識を体系的に理解する。臨床心理士資格試験対策講座①[必須]毎月4回実施。筆記試験に向けた過去問演習。「多肢選択方式試験」対策として過去問題の集中的な振り返りを実施します。「論文記述試験」対策も実施します。臨床心理士資格試験対策講座②[一次試験合格者必須]一次試験合格者に対して、「口述面接試験」対策の模擬面接を実施します。※スケジュールは予定です。12心理学研究科前期(修士)・後期(博士)Master of Science in Clinical Psychology PhD in Clinical Psychology臨床心理学専攻博士課程

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