2025大学院ガイドブック
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選択研究科目群心理援助法特論[2]スクールカウンセリング特論[2]臨床心理学が学校という場でどのような役割を果たし得るのか考究する。アートセラピー特論[2]心理支援総論特論[2]臨床心理基礎実習原則として、1年次に履修し、2年次の「臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習Ⅱ)」「臨床心理実習Ⅱ」に向けて、臨床心理の専門家として必要な技法の基礎を習得します。複数の教員が担当し、具体的には、体験学習によってアセスメントの基礎や面接の基本を中心に実習を行います。<春期>面接のロールプレイングを通じて、インテーク面接、査定面接、援助方針検討等について学びます。<秋期>本学附属臨床心理相談室の概要や守秘義務などの原則、受付の仕方、心理療法やプレイセラピーの技法の実践的対応を、面接指導員や教員等のインテーク面接の陪席などを通して訓練します。2年次に行う本学附属臨床心理相談室での実習や学外実習の準備を行います。※選択科目は、年度により開講されないことがあります。臨床心理コースの場合は、1・2年次に「心理実践実習Ⅰ」(420時間)と「臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習Ⅱ)」(30時間)を行います。公認心理師コースの場合は、1・2年次に「心理実践実習Ⅰ」(420時間)と「心理実践実習Ⅱ」(30時間)を行います。両コースとも、主として、実習施設の実習指導者による指導を受けながら実習を行います。本学では保健医療、福祉、教育、司法・犯罪の4分野のうちの3分野以上の施設、および本学附属臨床心理相談室においての実習を行います。ただし、医療機関(病院または診療所)での実習は必須としています。また、450時間の実習の内、担当ケース実習を270時間以上行います。心理療法のさまざまな療法(技法)を概観するとともに、言語による治療の限界と可能性を探る。芸術療法の持つ治療的役割と意義とあわせ、心理アセスメントとしての機能についても言及する。心理的支援を行うに必要な心理学領域について、基本的な知識を体系的に学び、実践活動に必要な考え方と視点を習得する。臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習Ⅱ)、臨床心理実習Ⅱ2年次に「臨床心理基礎実習」の内容を基礎とし、本学附属臨床心理相談室と本研究科が指定する学外の実習施設において、臨床心理士として必要なアセスメントの仕方、インテーク面接から実際の心理面接での援助技法について、スーパービジョンを受けながら実習を行います。<春期>本学附属臨床心理相談室および病院等の学外施設での実習において、臨床心理士、精神科医師等の指導のもと、面接や心理テストに関する実践的な技法の習得をめざした実習を行います。<秋期>本学附属臨床心理相談室を中心に、実習指導者、教員等の指導を受けながら、学生が心理面接を担当します。ケースを担当することにより、面接での応答やかかわり方、心理学的理解や面接方針のたて方、援助の仕方、記録の取り方について習得します。毎週3時間、授業として行われる「ケースカンファレンス」には、学生と担当教員が出席し、インテーク面接報告とケース報告が行われます。集団スーパービジョンを受けることで、担当ケースの理解を深めるだけでなく、他の学生の報告を聞くことにより、多くのケースを学ぶ機会となります。[ ]:単位数 *は公認心理師受験資格を取得するための科目です。18臨床心理士受験資格取得のための実習公認心理師受験資格取得のための実習実習について <臨床心理学専攻博士課程前期(修士)>

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