2025大学院ガイドブック
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必修研究科目群選択研究科目群児童学研究基礎論[2]*保育児童学調査研究法[2]教育学特論[2]*課題研究[4]乳幼児保育学特論[2]*幼児教育学特論[2]*幼児教育実践演習[2]*保育内容研究特論[2]*表現文化実践特論[2]*表現文化実践演習[2]*子育て支援特論[2]*子育て支援演習[2]*発達心理学特論[2]*家族福祉特論[2]「全体としての子ども」の理念のもとに、保育、教育、心理、保健・医療、福祉の諸領域を包括した複合科学としての児童学について理解を深めるとともに、いろいろなアプローチがあることを理解し、プレゼンテーション力を養う。課題研究に必要な調査研究、実践研究などの研究法の概括及び統計的知識等を修得する。「子どもと教育」というテーマで、欧米および日本の教育史を振り返り、子どもの捉え方を考察し、「子ども」の見方の深化を図る。各自の研究課題に沿った文献、資料および調査、収集データを分析・考察し、研究指導教員の助言・指導を受けながら、修士論文を完成する。総論として、乳児及び低年齢幼児の保育に関する基礎的研究を概括し、現代における乳幼児保育の動向や問題点について考究する。各論として家庭保育、集団保育それぞれにおいて当面する具体的課題を子どもの身体的・精神的発達、及び子ども・環境のそれぞれの視点から考察する。幼児教育論の歴史的変遷を踏まえて、現代の子育て状況と集団保育の役割を考察する。幼児教育研究の最新の論文を取り上げ、幼児教育の社会的背景、保育観、実践方法、子どもの発達等の関連、実践研究の方法等について検討する。幼稚園、保育所等における実践に関する論文講読、および保育現場への参加観察等を通して、複雑な実践状況を的確に把握し、課題等を発見し、改善への方策を考える力を養う。具体的保育状況の展開過程分析、子どもと保育者との関係や内面の理解を演習形式で学ぶ。わが国における保育内容の歴史的変遷、変遷過程における思想的、行政的問題点等について理解し、現在実施されている諸外国における保育方法、保育内容について学ぶ。幼児期の教育の特質について理解を深める。美術的あるいは音楽的な表現文化について講義形式により研究する。子どもの様々な美術表現や音楽表現を、文献を調査することなどを通して、また院生相互のディスカッションなどを通して理解・考察する。美術的あるいは音楽的な表現文化について、演習形式によって研究する。子どもの様々な表現を理解・考察した上で、表現方法やその指導方法について院生相互のディスカッションやロールプレイ等を通じて探究する。就労と育児の両立支援の推進、相談支援体制の整備・充実、子育て支援の情報提供、子どもの健やかな発達を支える環境つくりなど、子育て支援の状況と今後のあり方について、現在の子どもを取り巻く社会状況と関連させながら分析・研究する。院生各自が子育て支援の具体的なあり方についてテーマを設定し考究するとともに、具体的な子育て支援のあり方、相談支援のあり方について、演習を通して子育て支援に必要な実践的な能力を磨く。出生から死に至る人の一生を通した生涯発達心理学の視野のもとに、各ライフステージにおける発達課題を理解するとともにその対応について具体的に考察する。特に、生涯発達の初期である乳幼児期の発達とその支援について探求する。家族の構造、形態、機能について諸理論を講述するとともに、家族の責任としての養育、扶養の課題や今後の方向、ならびに社会的責任、公的責任としての新しい家族福祉の課題やあり方について探究する。 [ ]:単位数 *は幼稚園教諭専修免許状取得選択必修科目  [ ]:単位数 *は幼稚園教諭専修免許状取得選択必修科目 修士論文保育児童学研究選択科目群30開講科目(予定)

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