選択研究科目群│社会福祉学研究科児童学専攻修士課程│ 小児保健特論[2]病児保育学特論[2]学校保健特論[2]児童環境保健学特論[2]小児リスクマネジメント特論[2]小児医学特論[2]障害児保育特論[2]*障害児保育演習[2]*言語発達特論[2]カウンセリング特論[2]*カウンセリング演習[2]※小、中、高または幼稚園教諭免許状取得後3年間の実務経験のある方で、希望者には「特別支援学校教論二種免許状」取得の方法を紹介いたします。出生前小児科学の知識を修得すると同時に、小児の発育・発達とその生活の支援、母乳哺育推進の意義、小児期の疾病ごとに感染症とその予防対策などについて理解を深め、現状の分析と今後のあり方について学ぶ。病院に入院したとき、子どもは一人で寂しい思いをしている。子どもには病気の治療やケアのほかに、看護師、保育士、臨床心理士などによるトータル・ケアや「遊び」などによって精神的な安らぎを与えることが必要とされる。今日では、病児保育は働く父母のサポートのためばかりでなく、育児中の家庭支援へと分化してきており、その考え方を論究する。学校保健の意義と目的をはじめ、学校保健の構造及び内容等について、および保健教育の保健学習と保健指導について、また、保健管理においては主体管理、環境管理、生活管理を中心に、学校保健として不可欠な内容を取り上げ論究する。現代の児童をとりまく自然環境・生活環境について、保健学的見地から講義する。また、環境の変化に伴う健康状態の変化と望ましい環境づくりについて論究する。少子・高齢・人口減少社会において、福祉・介護の制度・政策も変革の時期を迎えている。児童福祉と幼児教育にまたがる「子供・子育て支援新事業」をはじめ、障害者福祉、地域福祉の分野における小児リスクマネジメントの動向を学修する。病児・病後児保育事業では、感染症に対する対応がまちまちで効果が十分に出ているとは言えない。看護師が「看護診断」をすると同様に、勤務する保育士にも「保育診断」をすることが求められている。そこで、本講では小児科領域の病気に関する知識を学ぶと同時に、病気に対応する実践力を身につけていく。障害児及び障害児をめぐる制度の理解、障害の特性の理解とこれに応じた支援方法をふまえた上で、共生社会のための共に育つ保育のあり方や保育実践について学び考えていく。健常児・障害児・軽度発達障害児・環境不適応児の特徴を踏まえて、保育所・幼稚園での保育活動の実践について探究する。言語の障害までを視野に入れて、言語発達について学ぶ。また、言語発達の過程については、乳幼児の発達過程との関連を考慮しながら考察する。保育現場や相談臨床においてしばしば見られる言語障害の種類や様相などについても検討し、考察する。発達障害や知的障害の子どもの行動特性と支援方法について理解する。これを踏まえて、気になる問題について理解し、支援方法について考えていく。また、心理査定の方法、発達支援の方法や保護者のカウンセリングの方法について学修する。健常児・障害児・軽度発達障害児・環境不適応児の個別的な指導に関する様々な職種が担当している、言語面の指導、ソーシャルスキル指導、行動面の指導、感覚・運動面の指導、社会的自立の指導など各種の方法論について演習を通して学修する。 [ ]:単位数 *は幼稚園教諭専修免許状取得選択必修科目 保健・医療児童学研究選択科目群特別ニーズ児童学研究選択科目群※31
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