8月22日（火）、群馬県総合教育センターにおいて、群馬県内の小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の音楽教諭24名が参加し、本学短期大学部の松本岳志准教授を講師として「ICTを活用した音楽科の授業づくり」と題した講義が行われました。この講義は、こどもたちの学習効果を高めるため、ICT（情報通信技術）を活用した音楽の授業づくりを学んでもらおうというものです。

　松本准教授は、教育とICT活用における現状と今後、活用のメリットとデメリットや活用する際の留意点などについて具体例を挙げて分かり易く解説しました。また、合唱練習を行う際にコンピュータソフトを活用することで学習者の上達度に合わせて段階的に練習ができることや、参加者の歌声を実際にデジタル録音し、ボーカロイドなどの音声合成技術を使って聴き比べができることなど、従来のCD音源よりも効果的な授業が行えることなどを参加者に体験してもらいました。
　その後、参加者は３～４人のグループに分かれ、8小節のメロディ作りを体験。出来上がったメロディの音符情報をコンピュータに入力すると、ヴァイオリンやクラリネットなど様々な音色で自動演奏され、続いてそれらのメロディに弦楽器の伴奏が重なって流れると、参加者からは「オーッ」と驚きの声が上がっていました。

※講義の様子は以下のメディアで紹介されました。
・8月22日（火） 群馬テレビ　　Newsジャスト・シックス（18：00～）　 ニュースeye８（20：00～）　　　
・8月25日（金） 上毛新聞

 ※ニュースの内容は群テレyoutube　でもご覧になれます
URL ： https://www.youtube.com/watch?v=0fS4vdlDO4o