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2018.09.29

平成30年度 東京福祉大学福祉実習連絡協議会を伊勢崎・池袋キャンパスで開催!

 「平成30年度 東京福祉大学福祉実習連絡協議会」が9月20日(木)に伊勢崎キャンパス、9月25日(火)に池袋キャンパスで開催されました。本学では10月からソーシャルワーク実習と精神保健福祉援助実習が始まりますが、毎年それに先立って本協議会を実施しています。ご協力いただく各施設の担当者をお招きして、実習の意義を再確認するとともに、これまでの経験から浮かび上がった課題について検討することを目的としています。



伊勢崎キャンパス 9月20日(木)


 伊勢崎キャンパスでは、はじめに藤田学長より「温かく受け入れてくださる施設の方々には大変感謝しております。実習は、学生・大学・施設の三方それぞれに有益となる点があるので、ぜひ今後ともご協力をお願いしたい」とあいさつがありました。全体会では、4名の在学生が実習成果を発表。病院や各施設での体験の様子を説明し、「医療面に配慮するだけでなく、退院後も患者や家族によりそうことが重要」「実習全体を通して、自分のしたいことが明確になった」などの意見や考察が挙げられました。






 その後は分科会に分かれ、施設担当者と本学教職員による意見交換を行いました。事前学習や評価のつけ方、実習のふりかえりなど、具体的な課題について話し合いが行われました。

池袋キャンパス 9月25日(木)


 平成30年度福祉実習連絡協議会が9月25日(火)に9号館で開催されました。本学の実習に協力してくださっている各施設の方々をお招きし(35施設の方々に出席いただきました)、実習指導の取り組みに関する情報共有の機会を設け、学生からの実習成果の発表や実習指導者による実習指導実践報告と質疑応答など、実習の意義を再確認する貴重な連絡協議会となりました。
はじめに藤田学長より「本学は開学以来、理論と実践の統合を建学の精神として謳っています。学生は授業で理論と知識を蓄え、いざ現場の実践でどのように対応し、課題を見つけ出すのか。そのような機会を施設の皆様のご厚情によって与えていただいていることに感謝申し上げます」と挨拶いたしました。



 第一部では実習を経験した4年生の学生5名がそれぞれの実習成果の発表を行いました。発表に参加した学生の一人、山下 莞さん(社会福祉コース4年)は、地域包括支援センターで見守り活動に同行し、地域との関わり方を学んだことを一例として発表。最後に「実習では大学で学んだ理論を実践することで新たな知識を得ることができました。特に大切だと指導者の方に教えていただいたコミュニケーションを通じて、利用者様の特徴やニーズを把握し、支援につなげていけるような社会福祉士になりたいと思います。そのためにも常に向上心を持ち、現場の実践者として成長できるよう努めていきたいと思います」と語ってくれました。






発表を終えた5名の学生は「とても緊張しましたが、先生方としっかり準備をしてきたので、実習の成果は皆さんに伝わったと思います」と笑顔で話してくれました。



 第2部の分科会では、ソーシャルワーク実習関係と精神保健福祉援助関係の5グループに分かれて「実習指導の取り組み事例紹介」「今後の本学における実習に対しての意見交換」が行われました。