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2019.12.06

「留学生と日本人の交流 もちつき大会」を池袋キャンパスで開催!


  2019年12月3日(火)、さまざまな国と地域からの留学生と日本人学生の交流の場として「留学生と日本人の交流 もちつき大会」が池袋キャンパス10号館で行われました。

  東京福祉大学では留学生教育センターを中心に、本学に受け入れた多くの留学生と日本人学生との交流を図る「コミュニケーションアワー」を実施し、 多様な価値観、発想、習慣などに触れる機会を積極的に創出しています。

 今回のイベントは、留学生教育センター運営委員会・留学生と日本人の交流促進専門部会が企画し、留学生約30名、日本人学生約70名の総勢100名を超える学生たちが、もちつきやかるた、福笑いやお正月の歌などといった日本の伝統行事を体験し、交流を深めました。



  もちつきを終えた中国からの何欣(カシン)さん(教育学部国際教育専攻1年)は「もちつきの経験は初めてです。スーパーマーケットで売っている四角いお餅しか見たことがなかったので驚きました。中国の正月は「春節」と呼ばれていますが、みんなで水餃子を食べます。でも、日本のお餅も大変美味しいですね」と笑顔で語ってくれました。

 かるたに夢中になっていたスリランカからのディラサ マドサンカさん(社会福祉学部経営福祉専攻1年)は「スリランカでは4月が日本でいう正月です。親戚が集まって運動会をやります。日本に来て3年が経ちましたが、これほどたくさんの遊びや行事が正月にあるとは知りませんでした。日本人学生の皆さんが丁寧に遊び方を教えてくれて楽しく参加しています」と次の福笑いエリアに並んでいました。



 また、別のフロアでは、お餅を好みの味付けで食べながら交流を深めていました。
 海苔を巻き、きな粉をまぶしてお餅を食べていたマレーシアからのウン ジャー ウェンさん(教育学部国際教育専攻1年)は「もちつきなどの日本の伝統的な行事が、家の広さや家族形態の変化で少なくなってきていると講義で教えていただきました。最近はインターネットの普及とスマホ中心の生活で人との交流が少なくなっていると感じています。家族みんなで楽しめる日本の伝統行事はずっと続いていってほしいと思います。貴重な体験ができました」と日本人学生と意見交換をしていました。

 東京福祉大学では国際交流を契機として、世界で活躍する人材を輩出していくことに努力しています。次代を担う若者の国境を越えた交流は、国と国とを繋ぐ架け橋となるものです。
 今後も、留学生が日本に留学して良かったと思えるように魅力ある大学づくりと留学生施策の推進を図ってまいりたいと考えています。




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