大学情報

　ＷＨＯ（世界保健機関）は、３月１１日、新型コロナウイルス感染症の現状をパンデミックと評価し、３月１８日時点において、新型コロナウイルス感染症の感染国は１５０か国以上、感染者は累 計で約１８万人近くに上っております。諸外国での感染が拡大する中、外務省から、随時、感染症危険情報が発出されています。
　外務省は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、3月18日にあらゆる国を感染症危険情報のレベル１（十分注意してください）とし、さらに感染者が増加しているうるフランスやイタリア、スペイン、ドイツなど欧州18か国をレベル３の「渡航中止勧告」に引き上げ、さらにイラン全土もレベル３に指定しました。
　各国の状況は刻々と変化しており、空港等での感染のリスクはさらに高まっています。
　このような状況の中、各国では出入国規制や検疫措置を強化しており、また、日本からの海外旅行者が旅行中に感染し、帰国後に感染が発覚する事例が増加しています。日本政府も、外国からの入国規制や検疫を強化しております。また、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は、ヨーロッパ諸国、距離的に近い東南アジア各国から入国する人に自宅あるいは宿泊施設での待機・観察等を3月17日に厚生労働省に要請しています。
　つきましては、今後当面の間、国や地域の感染レベルにかかわらず教職員の海外渡航は自粛あるいは延期してくださいますようお願いいたします。すでに渡航中あるいは帰国された方は、総務課に至急連絡し、検疫措置にならなかった場合でも、二週間自宅で過ごすようお願いします。 全教職員が新型コロナウイルスに影響を受けることなく、平穏に新年度を迎えられるよう、皆様のご協力をお願いします。