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2021.12.10

本学社会福祉学部3年生が「沼田中学校PTA講演会」で講演を行いました


11/26(金)、群馬県の沼田市立沼田中学校において、本学伊勢崎キャンパス社会福祉学部社会福祉学科精神保健福祉専攻3年の武山ひかるさんが講演を行いました。

武山さんの紹介ページ<tusw×life(2020年)>

この講演会は、沼田中学校のPTA後援会が主催し、毎年さまざまな分野の講師を招いて沼田中学校生徒・教職員向けの講演を行っているもので、今回、本学精神保健福祉専攻3年の武山ひかるさんが講師として招かれました。



当日は沼田中学校の体育館に全校生徒約340名と教職員約20名が集まり、東日本大震災の語り部として活動を続ける武山さんの話に耳を傾けました。武山さんは震災当時の写真をスクリーンに表示しながら、その時の地震や津波、学校・子ども・大人などの様子、震災後の避難生活、その後の復興のことなど、当時小学4年生だった武山さんの視点から見た震災を伝えました。



また、もし自分の住んでいる地域が災害に遭い、この中学校が避難所となったときに自分たちにはどんなことができるかというテーマで、生徒のみなさんに考えてもらう時間も設けました。生徒たちからは本を集めてミニ図書館を作りたい、合唱でみんなに元気をあげたい、校内で迷わないように道案内をしたいなどの意見がだされました。



武山さんは「災害は突然起こるものです。自分や大切な人の命を守るためにどんな準備が必要か、考えていただくきっかけになれば」と話しました。

 講演会に参加した生徒からは「当時私たちはまだ未就学児で震災の記憶がほとんどないのですが、今日は知らなかったことをたくさん知れました。これからもし私たちが災害に遭った時にも今日のお話を生かしていきたい、日々を大切にしていきたいと思いました」と感謝の言葉がありました。


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