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2023.12.12

群馬県「高校初任者研修」で本学特任教授が講義を実施


 12月5日(火)、着任1年目の群馬県内高等学校教諭49名を対象にした初任者研修が、群馬県総合教育センターにおいて開催されました。その中で、本学の栗原長吉特任教授が講師として「ホームルーム経営の理論と実践」と題した講義を行いました。

 この初任者研修は、今年度新規採用された高等学校教員の必修研修として、群馬県教育委員会が主催しているものです。教育公務員としての使命感と幅広い識見を身につけるとともに、担任クラスを受け持つ教員に必要な学級経営力の育成と指導力の向上を図る目的で開催されています。

 栗原特任教授の講義では、生徒・保護者との関わり方のポイントやホームルーム活動の意義などを理論と実践面から解説。保護者対応の事例について参加者同士で考察し発表する場面もあり、意見交換を活発に行う姿がみられました。



 栗原特任教授は、「悩みは一人で抱え込まず、周囲に相談して心身共に健康でいることに努めてください。そして、生徒にとって心の居場所となる、秩序の保たれた学級づくりをめざしてください」とエールを送りました。

 参加者からは、「学級担任になるにあたって一番不安に感じていたことが保護者対応。栗原先生のご経験や事例を用いた講義を通して、学級経営について理解が深まり、不安が解消されました。今日の内容を胸に刻み、生徒の思い出に残る学級にしていきたいです」といった感想が聞かれました。