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中島恒雄総長から報告とメッセージ(その4)

教員採用試験対策講座授業見学 兼 教員研修会の実施について

 在学生、卒業生、保証人様、ご関係の皆様には、本学の教育に深いご理解をいただき心から感謝します。

 このたび、大学学部の教員採用試験対策講座授業見学・研修会を実施いたしました。下記の通りご報告するとともに、教職員の感想を掲載いたしますのでご覧ください。今回は、養護教諭の採用試験対策として、養護教諭の専門科目の学習方法を指導いたしました。

 これまでにも、心理学研究科(大学院)や公務員試験対策講座、国家試験対策講座を順次見学し、教員にも研修として参加してもらいました。そして参加教員の感想文を本学ホームページに掲載して報告してきました。

 その成果として、教員の先生方も私の授業の進め方をだいぶご理解いただいた様子で、終了時の理解を確認するテストでは、すべての学生が満点を取っており、学生も理解が深まっている様子が確認できました。

 また今後も授業見学兼教員研修会を継続して行い、授業の改善改革、職員の意識改革に努めますのでご理解ください。

 今後とも、本学の教育活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。

1.授業(教員研修会)について

(1)     科目名 養護教諭基礎演習Ⅰ
(2)     実施日時 令和3年1月29日(金) 
(3)     担当教員 教育学部 准教授 面川幸子
(4)     対象学生 教育学部教育学科2年生
(5)     研修参加者 本学教職員 たちばな学園教職員
2.添付資料

教員の感想文 4通 


以上
令和3年2月1日
学校法人茶屋四郎次郎記念学園    
東京福祉大学・大学院        
総長・学長             
教育学博士 中島恒雄        
前ハーバード大学教育学大学院招聘学者

教職員による感想文

授業方法を徹底された授業を見学して

教育学部 准教授
修士(教育学) 石﨑達也

 今回、養護教諭の教員採用試験合格をめざす2年生を対象とした、授業「養護教諭基礎演習Ⅰ」を見学させていただき、面川先生の授業を通して、改めて中島総長先生の授業方法について学ぶことができました。

  まず、事前に配布された資料が非常に内容を絞った内容になっておりました。今回は、⑥創傷、捻挫、打撲、熱傷⑦熱中症(問題17、18、19)に取り組んでおりましたが、各問題について、問題・解説・解答を一文一文丁寧に学生に読ませ、重要部分を指摘し、アンダーラインを引かせる。次に、ストップウォッチで時間を測って、覚える時間を問題の難易度に応じて45秒~2分をしっかりとっていました。その後、覚えた解答をノートに書かせ、答えがあっているかどうか確認させていました。また、ミスしたところはすぐにチェックさせていました。

 テキストの音読、暗記、解答をノートに書く、確認する、暗記という一連の学習活動が徹底されていました。

 今回私が学んだのは授業方法の中でも、学生への言葉かけと時間配分です。音読後にしっかりと拍手させる。読めない、難しい言葉があったら、すぐに丁寧に読み方を指導されていました。「これから覚える時間は〇分。スタート!」「しっかり覚えて!」「はい。では7分間で復習の時間」等、先生の指示が的確なため、学生がやることが授業見学をしている私からみても明確になっていました。

 解答が早く終わった人は、覚える時間に使うように指示がありましたが、授業内で覚えることが徹底されていました。
最後に確認テストを実施し、全問正解の人に手あげさせていましたが、ほとんどの学生が手をあげていました。

 中島総長先生も授業後に、学生に対する激励の言葉の中に「面川先生の教え方で勉強して、毎回確認テストで満点とっていけば、必ず養護教諭の採用試験に合格できると思いますから、面川幸子先生の指導に従って、ゆっくり、ゆっくりでやって、この方法でやって、全員が受かっていただきたい」とおっしゃっていましたが、私自身も試験対策の授業を担当する際には、面川先生のやり方を真似て、一人でも多くの教員採用試験、公務員試験合格者を出せるように努めます。

 

就職支援室
堺 宗弘

 上記日程にて、担当教員面川幸子先生の「養護教諭基礎演習Ⅰ」の中での総長先生のご指導をオンラインにて見学致しました。ここにその感想を述べたいと思います。

 先ず、授業全般を通して、通信システムを利用しての授業であったことから、はっきりと明瞭に話され、学生が聞き取りやすいように配慮されていました。

  授業の形として、問題の難易度に応じて時間を与えながら、問題ごとに学生全員に「音読させる」「重要な部分にアンダーラインを引かせる」「暗記させる」「暗記したことを書かせる」「書いたものが合っているか確認させる」、そして、最後に面川先生が合っているかの確認のため、解答が合っていた学生に手を挙げさせていました。

 問題ごとにこの形式を繰り返すことで、覚えるパターンが出来上がるため、学生が理解しやすくなると感じました。黙読については、何となく読めた気になりがちであるところを、受講者に音読させることによって、しっかり理解する段階に入れるようになると感じました。また、読めない漢字や間違って覚えていた漢字についても正しい理解をさせるのに有効であると思いました。

 授業の最後に、「本番の試験では時間制限があるので、授業でも時間を与えながら行っている」「これを繰り返すことで本番の採用試験で実力を出せる」との声掛けがありました。こうした声掛けは、学生たちにこの形式で授業を行っている意味を理解し納得させるのにおおいに助けになっていると思いました。
最後に、総長先生より、面川先生のやり方で満点を取り続ければ合格できるようになるので、この方法で勉強するようにと学生へのお声掛けをされ、学生たちへの激励をされ、教員の先生方へもこの方法をまねてやるように努力するようお話がありました。

 今回、総長先生の理念を具現化した授業を見学できたことはこの上ない幸せでした。今後、この方法をもって多くの学生が教員採用試験に合格することを願うものであります。


 

名古屋教務課
中村千紘

 1月29日(金)2限目に「養護教諭基礎演習Ⅰ」の授業見学に参加させていただきましたので報告書を提出いたします。

 まず、担当された面川先生は、テキパキとした口調で学生さんに指示を出されていたのが印象的でした。中島総長先生もおっしゃれる通り、学生がついていくことへの安心感が伝わる先生だと思いました。講義は、学生が問題文と選択肢を1つずつよみ、その後解説を読むというメソッド通りに進められていました。30~45秒で暗記をし、1分30秒で実際に書く、という時間もありました。面川先生の講義では、タイマーがセットされ、その音とともに授業が進んでいたため、集中力を継続すること、実際のテストでの時間を体感できる授業で、大変メリハリのある講義でしたので、私もタイマーを使う方法をぜひ実践していきたいと思いました。1題ごとに暗記が終わるとチェックとして確認テストがあり、その都度知識の確認がなされていました。教科書の本文と「その他」、等の部分も読んだ後に45秒ほどで毎回暗記する時間がとられていました。また終了時には書く時間もとられ、暗記テーマとなる単語である、例えば「骨折」といった単語と解説を読んでもらい、その解説の中で大切な点を教員が読み上げ、アンダーラインを引いてもらうなどの指示が出されていました。最後に再度解答を読んでもらい、時間をとって暗記してもらうという形式で進められていました。

  読み方でわからなかった言葉として「臍部」という単語が出てきました。説明はされていましたが、1度では学生さんにうまく伝わっていない様子でした。そのためその後何度か伝わるまで説明をされていました。私も説明をするときにうまく伝わっていないと思うことがあり、ビデオ通話にしたり、実際の資料を映したり、紙に実際に記載して画面に見せながら説明をすることがありますが、きちんと学生の理解が確認できるまで、何度も繰り返し伝えられるように今後も実践をしていきたいと思いました。今回は授業見学をする側に立てたことで、学生さんの気持ちがさらに分かったため、今後も分かりやすい授業や説明を心がけたいと思いました。

  先生の言葉から「解答のノート」と「練習のノート」という言葉が出てきたことから、練習を書き込む用のノートと、本番の解答を書き込むノートが別にあるようでした。各先生方でそれぞれ国家試験対策のやり方には工夫があり、それを学生が行うことで合格に向けての指導がなされていると感じました。私も今回の授業見学を取り入れ、国家試験対策を行っていきたいと思いました。

  本日は授業見学に参加させていただき、ありがとうございました。

 

「養護教諭基礎演習Ⅰ」の授業見学の感想

名古屋教務課
中束 大

 本日の授業は、養護教諭の採用試験の対策授業ということで、PT・OTの国家試験とは内容が違うのではという先入観から、授業展開も少し相違があるのではと思いながら見学しました。しかし、全体的には国家試験対策とは大きくは変わらず、暗記を主体とした内容でした。以下に詳細を述べたいと思います。

  まず行ったのは持ち物のチェックと本日の勉強テーマの確認をやりました。その後すぐに問題に入り1設題ずつ読ませるのですが、ここでなるほどと思ったことがありました。それはポイントとなる箇所にアンダーラインを引かせたことでした。そのうえで暗記を45秒でさせるのですが、問題を解きながらポイントも一緒に暗記をさせてしまうという、非常に合理的な方法でした。これなら総長先生のおっしゃる「余計なことには手を付けない」という理論にもあてはまり、かつポイントも自分のものにできてしまうので非常に効率的な方法だと感じました。そしてまた、授業の最後の説明でも講師の面川先生がおっしゃっていたのですが、暗記の45秒という時間にも理由があり、これは実際の試験の時の問題を考える時間とのことでした。この話を聞いた時、はっとさせられるものがありました。それは、総長先生がPT・PTの国家試験は1問を約90秒で解いていくのですが、1問に対する設題の数からすると、1設題の読む時間が約15秒です。そう考えると総長先生の勉強方法がいかに理屈に合った方法だったかを思い知らされました。

 最後に総長先生の言葉で、確認テストで満点を取り続けることで、本番の試験が合格できるとありました。これは精神的な自信にもなり、ポイントをおさえた知識も暗記できるということで、その言葉から試験合格の全てが凝縮されていると感じ取れました。総長先生の指導される試験対策の授業は本当に試験合格のために作られた授業だと改めて思いました。