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中島恒雄総長から報告とメッセージ(その12)

社会福祉士国家試験対策授業見学 兼 教員研修会の実施について

 このたび、3月22日(月)に大学学部、社会福祉士国家試験対策授業見学・研修会を実施いたしました。下記の通りご報告するとともに、教職員の感想を掲載いたしますのでご覧ください。

  今回の授業は社会福祉士国家試験に出題される分野の一つ「社会調査」について、過去問題の演習を中心に行う授業でした。

 今後とも、本学の教育活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。

 

以上
令和3年3月23日

学校法人茶屋四郎次郎記念学園    
東京福祉大学・大学院        
総長・学長             
教育学博士 中島恒雄        
前ハーバード大学教育学大学院招聘学者

教職員による感想文

留学生教育センター特任教授
博士(学術) 近藤 高史

 3月22日に河野等先生の社会福祉士対策講座の授業見学に参加させていただきました。前週に引き続いてのこの授業見学への参加となりましたが、改めて対策授業である以上、この授業は学生を合格に近づけるため、学問を伝えるのではなく、合格するための勉強をする時間であると感じました。この点は他のキャリア科目でも同様なので、この授業の目的をしっかりと理解して臨む必要があると感じました。

 印象に残ったのは、まず、過去問題の授業の進め方です。学生に要点をしっかりと示すことが大切だと感じました。問題集を使用しているため、要点はある程度整理されて記載されているのですが、さらに絞って学生に提示し、学生が「これならやれる」という意欲を継続して持っていけるようにしなければならないと感じました。また、同じ問題も何度か反復して覚えさせねばならないということです。1つの問題を学習した後で、再度全体を復習させ、授業の中で反復を繰り返していくようにして進めていく必要があると改めて気づかされました。さらに学生に対しては授業だけで満足せず、何度か反復して学習することを推奨されているところも印象に残りました。

 次に、中島総長先生の指示で、実際に暗記をさせるための時間をかなり短く、30秒とか45秒とか、細かく暗記時間を設けるように指示されていましたことも印象深かったです。暗記自体は疲れる作業なので、暗記は限られた箇所を短い時間で区切ったほうがよいということなのだと思います。
また、中島総長先生の学生への声掛けも印象に残りました。試験に突破することで良いことがあることを学生に感じてもらい、勉強の動機づけにするということなのだと思いますが、そのような面も授業に反映させていかねばならないと感じました。今回も自分の参考とすべき材料が得られたと思います。まだ未熟者ではありますが、今回学んだ点を自分の担当箇所でも反映させていきたいと思っております。

 


 

福祉専門職支援室
羽鳥光博

 中島総長先生の授業に参加して、たいへん感銘を受けました。私は福祉専門職支援室で国家試験対策班の事務局をしております。3月15日の国家試験合格発表の速報の取りまとめを行い、関係する教職員の先生方に東京福祉大学の結果を報告させて頂いております。

  一人でも多くの受験生が合格することを願っている一人です。従って、今回の授業、受験生の気持ちになって見学させて頂きました。

 総長先生が授業担当教員に、事細かくまさに手取り足取り、教員に教授法を指導していたことが強く印象に残っております。それは、「ポイントだけに集中して、学生に暗記させる。教員は色々なことを教えたいが限られた期間・時間の制約のある中で、学生も色々なことを教えられても頭の中が整理しきれないので、肝になることをビシッと教えることが肝心である。」ということを繰り返し説かれていました。授業の中で、タイムリーに総長から指導を受ければ、教員も実践の場での指導であるので、決して忘れないと思います。このようにきめ細かく指導された総長先生に感服いたしました。学生もその指導を聞いて、さらに良く授業が理解できたのではないでしょうか。確認テストのことも促していましたが、とにかく、その授業で覚えきるという姿勢を説いていたのだと思います。とても大切なことであると思います。

 それから、下線を引く箇所の指示だしや書いてあることをすべてでなく、量を少なくして学生が混乱しないように、ポイントを絞って教える。という基本的な教授法の指導をオンラインで、私自身が見学できたことは喜びであります。
このような学生に寄り添った学生のための授業を今後も全教員が実践していけば、国家試験の合格率は上がるもの思います。
事務局をつとめます福祉専門職支援室としましては、今後も国家試験対策班の先生方が授業により集中できるように、学生への国家試験対策講座の案内等の様々な事務処理に迅速性を持ってあたって行きたいと考えます。

 本日授業に参加できたことにあらためて感謝を申し上げます。


 

福祉専門職支援室
高木香

 社会福祉士対策講座を見学して、受講生一人一人が真剣に、授業に取り組んでいたことが印象的です。受講生が真剣に学びたいという意欲が湧くのは、真剣に取り組みたいと思える授業内容と環境があるからであると感じました。社会福祉士国家試験の過去問題を用いて、「相談援助の基盤と専門職」の分野を学習する授業内容でしたが、教員が一方的に説明するのではなく、受講生が「音読する」「書く」「考える」「覚える」の一連を授業の中で行い、授業の主役となって学びを深めていく授業スタイルが、受講生の学ぶ意欲を高め、高い学習効果に繋がっていると感じました。また、教員は大切なポイントをわかりやすい言葉で説明しながら、「ここは大切だから線を引いて」「選択肢のこの内容は〇〇のことだからこう書き加えて」と受講生がスムーズに学習を進められるように促していました。授業の最後に確認テストが行われ、実際に受講生が皆満点を取っており、自身も満点を取ることができました。

  嬉しくて達成感を感じました。受講生も同じ気持ちで「次もまた頑張って満点を取ろう」と意欲をもって取り組もうとしていると思います。授業見学を通して、国家試験に向けて無理なく学習を進めることができ、学習して身に付いたことがすぐに目に見えて、達成感を得られる授業は、とても素晴らしい授業であると感じました。

 中島恒雄総長先生が「コツコツやって必ず受かる」「絶対に合格するんだ」と授業の中でおっしゃっていました。そのお言葉に、受講生は励まされ、国家試験合格に向けて頑張ろうという気持ちがより強くなったと思います。

  「できなかった子(生徒)をできる子(学生)にするのが教育」であり、「学生を幸せにする」という中島恒雄総長先生のお言葉を実感しました。学生が意欲的に取り組むことができるように、常に支援の在り方を考え、努力していく所存です。
貴重な授業を見学させていただきまして、誠にありがとうございました。


 

福祉専門職支援室
 杉山恵利

 「説明文には余分なアンダーラインを引かずに大事な部分だけに絞ってラインを引く。」今回、社会福祉士国家試験対策講座(4限:相談援助の基盤と専門職)の授業見学をさせていただいた際の総長先生からの最初のお言葉です。私は、そのお言葉に「どうして総長先生は私の気持ちがわかるのだろう?」と不思議でした。なぜなら、授業担当教員が画面共有したテキストには、多くの文章にアンダーラインが引かれ、私は正直どの部分が重要なのか、すぐには理解できなかったからです。そのことに一瞬でお気づきになった総長先生は、「たくさんアンダーラインを引くと学生にとってわかりにくい」と担当教員へ的確なアドバイスをされていらっしゃいました。いつ、どんな時も学生に寄り添ってご指導されているからこそ、学生の気持ちがわかるのだと思います。

  さらに、テキストにポイントを加筆する際は、教員が事前に説明した上で加筆し、その後30秒程度で解答を暗記します。その際も総長先生は、テキストの説明文章に記載されたわかりにくい専門用語よりも丁寧でわかりやすい説明を加筆するよう教員へ指示を出され、「理解しながら暗記する」よう学生へ声かけをされていらっしゃいました。授業の終盤に実施した確認テストでは、今まで福祉を専門的に学んだことのない私も満点をとることができました。この効果的な学習方法を継続すれば、必ず試験に合格できると実感いたしました。最後に、総長先生は学生へ「今日勉強した内容は繰り返し暗記して定着させること。必ず国家試験に合格するという意識でコツコツ学習すること。合格すると就職にも有利になり給料があがるので頑張って合格してほしい」と心強い励ましのお言葉をかけていらっしゃいましたので、学生も学習意欲が向上したことと思います。

 大学のトップでいらっしゃる総長先生は、ご多忙にもかかわらず、国家試験対策講座や公務員試験対策講座、教員研修会など、様々な機会を通じて積極的に学生たちや教職員の指導に当たっておられます。私は、総長先生の教育理念のもと、福祉専門職支援室の職員として学生の実習や資格取得の支援を行うために日々の業務に邁進していく所存です。

 


福祉専門職支援室
中川志乃

 3月22日(月)2限 3限 小西洋平先生の3年生対象社会福祉士対策講座を見学させていただきました。

  以下その感想を述べさせていただきます。

 今回の授業は、小西洋平先生が通常授業と同じように社会福祉士対策講座を進めていき、その中で、中島恒雄総長先生が授業の進め方に関して、アドバイスを行っていくという形となっておりました。

 小西先生は、授業開始時から、マーカーと赤入れしたご自身のテキストを画面共有されていました。言葉で説明していくだけでなく、視覚からも、どうテキストを効果的に使っていけばよいのか分かり易く、また、折に触れ、「重要な箇所はマーカーを引き、間違った箇所は直していくように」と、指導が入るため、その都度、学生も重要な箇所を再認識でき、効率的な勉強の仕方を習慣化できるのではないかと感じました。

 また、テキストを大きな声で読む、考える、答えを出し暗記するといった、細かく時間で区切られたリズミカルな授業展開が、学生にとって集中の途切れない環境であるとも感じました。

 さらに、小西先生の授業に、その場で中島総長先生がアドバイスを行うことにより、大学が一丸となり、より良い教育を目指し、国家試験対策・資格試験対策に真剣に取り組んでいるということが学生にも伝わったのではないかと思います。
授業の中で中島総長先生が繰り返し小西先生にご教示されていた、「授業内容を単純化して暗記させるように」「単純明快にして意味が分かるように教えるように」という言葉に、限られた時間を有効に使い、効率的な学習を学生にさせていきたいという、中島恒雄総長先生の熱い気持ちを感じ取ることができました。

 問題の核となる部分を一番理解している教員が答えを単純化して示し、本当に必要な事のみを暗記させる。焦点を究極まで絞り徹底して繰り返し暗記させる。中島恒雄総長先生が研究されてきた教育方法と、教員の先生方の熱心な指導が、学生を国家試験合格・資格試験合格に導いていくのだと実感することのできる授業でした。

 貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。