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中島恒雄総長から報告とメッセージ(その20)

公務員試験対策講座および教員研修の実施について

 このたび、6月1日(火)に行いました「キャリア開発演習Ⅱ」の公務員試験対策授業において、教員研修を実施いたしました。教職員の感想を掲載いたしますのでご覧ください。

 今後とも、本学の教育活動へのご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

以上
令和3年6月4日

学校法人茶屋四郎次郎記念学園
東京福祉大学・大学院
総長・学長
教育学博士 中島恒雄
前ハーバード大学教育学大学院招聘学者

教職員による感想文

留学生教育センター 特任講師
修士(法学) 狩野直樹

 

 今回のキャリア開発演習Ⅱは狩野が担当し、『東京都・特別区Ⅰ類 教養・専門試験過去問500[2022年度版]』から日本史の過去問を3問扱いました。

 授業冒頭、中島恒雄総長先生とFD専門部会長の生沼礼一先生から、受講生に対して授業見学の趣旨について説明がありました。授業見学は本学の授業をさらに向上させるために行うものであり、学生諸君もこの趣旨を理解して協力してほしいと総長先生は直接学生に呼びかけていらっしゃいました。本学は皆さんの学びを全面的にサポートするという総長先生のお言葉は学生たちの心に届いたと思います。

 さて、この授業では、「江戸時代初期の幕府の統治」「織豊政権」「大正~昭和初期の出来事」の3問について、選択肢の正誤を確認しながら進めていきました。そして正しい知識のうち、とくに重要な箇所には学生に下線させ、暗記してもらいました。暗記はまず選択肢ごとに、次に設問ごとに、最後は扱った3問通じてというように、暗記する時間を繰り返し設けました。この暗記の時間に関連して、3分や10分などのように経過時間が学生に分かりづらい場合、教員が「あと何分」とアナウンスすると良い、と具体的な助言をいただきました。

 確認テストでは8名が満点でしたが、1問不正解の学生も1名おりました。これに関しては1問にかける時間がやや少なかったかもしれないと反省いたしました。そして授業終了前、総長先生は学生たちの努力をねぎらいつつ、復習を怠らないよう励ましておられました。

 最後になりましたが、ご多忙にもかかわらず、教員の指導力向上と学生の教育のために貴重なお時間を割いてくださる中島恒雄総長先生に御礼申し上げます。

 


留学生教育センター 特任准教授
修士(教育学) 橋本 琢

 

 6月1日火曜日の4限目に狩野先生がご担当のキャリア開発演習Ⅱの授業を拝見しました。主に公務員を目指す学生さんが受講者のこの授業では、テキストに『東京都・特別区[Ⅰ類] 教養・専門試験過去問500』を使っています。今回の狩野先生ご担当の授業では「日本史」分野を扱いました。このテキストに掲載されている問題は、選択肢の中から正答を選ぶ選択形式の問題で、選択肢の文章が長いうえに、それぞれの選択肢に対応する解説文も長いため、正答にたどりつくことが非常に厄介な問題集ということがいえます。狩野先生がどういった手さばきで授業をコーディネートしていくのか、大変な関心を持って授業に参加させていただきました。

  狩野先生は、まず各設問の受講者に選択肢をひとつずつ読んでもらいました。選択肢をひとつ読むたびに、その選択肢に対応する解説を読み、仮にその選択肢が誤答であるならば、どこが間違っているのかをその都度確認させました。そして解説によって正しく修正された選択肢を暗記します。選択肢が設問の正答であるならば、修正をせずにそのまま暗記作業に移ります。5つの選択肢の中から正答を選ぶ設問ならば、こうしたプロセスを5度繰り返します。そして全ての選択肢の確認と暗記が終了した後に、今度は設問を黙読しながら確認と暗記を繰り返します。修正された選択肢を、ひとつひとつ虱潰しに暗記してゆく展開は、さながら問題集を丸ごと体に刻み付けるようでもありました。

 数をこなしてその場限りとなってしまい記憶として何も残らない授業がある一方で、今回の狩野先生の授業のようにひとつひとつの問題を、きちんと理解し、記憶してゆく授業は、公務員になりたいという受講生の夢の実現に資する授業だということが認識できました。総長先生からも高評価を頂いたこうした授業を、ぜひ自分のものとできるよう日々研鑽を積んでいきたいと思いました。

 


社会福祉学部 講師
経済学修士 西山祐司

 キャリア開発演習ⅡAの授業において、見学者としての立場での感想を述べたいと思います。

  冒頭で生沼先生、中島総長先生から授業見学を行う意義についてのご説明をいただき、公務員を目指す学生のために、よりよい授業が提供できるよう指導を行っている旨、学生に伝えてらっしゃいました。その中で、満点が取れるよう複数の講師で万全の指導が行えるよう体制を整えているので、公務員試験の合格を目指してがんばるようお声がけがありました。

 今回は、日本史ということで、人物名や地名など読み方すら難解な部分がおおいため、学生も苦労して授業を受けている姿が印象的でした。講義を担当された狩野先生も説明に苦労されていらっしゃいましたが、講義を先に進めようとしているところで、中島総長先生からよく分からないあめ再度説明するように、というご指示をいただく場面がありました。すると、まだきちんと理解できていない学生も数名おり、このことから、中島総長先生が学生の感覚を常に感じて講義に臨んでいらっしゃることが推察できました。やはり、講師が一方的に説明するだけでは講師の自己満足で終わってしまうケースも多く、常に学生が理解しているかどうかを確認しながら講義を進めていかなければ、本学の指導方針から乖離してしまう点を再確認させていただきました。

 最後に中島総長先生から、学生に対してがんばってください、と一言いただきました。

  中島総長先生からいただいた数々の指導内容を再度確認し、学生のいる現場で実践できるよう研鑽していきたいと存じます。
引き続き適切なご指導いただきながら2021年度の公務員試験の合格者を多数輩出できるよう学生と同じ目標を持って今後の指導に尽力していきたいと思います。