教育システム
楽しく学び、友人と一緒に力をつける授業方法
―東京福祉大学の"アクティブ・ラーニング"
今盛んに取り上げられ、必要とされている“アクティブ・ラーニング”。
東京福祉大学では、2000年の開学当初から一貫して、独自の“アクティブ・ラーニング”を実践してきました。
本学の教育方法により能力を高めた卒業生たちは、それぞれの夢を実現し、
即戦力の人材として活躍しています。
東京福祉大学の授業は、学生全員が授業に参加し、先生と学生、学生と学生が対話しながら学びます。従来の一方的な授業と比べて意欲を持って学習できますので、理解も深まり、コミュニケーション能力も高まります。
話し合いや対話による授業
学生同士や先生との対話を積極的に取り入れて授業を行っています。グループでの話し合いや隣の学生との意見交換など、スタイルはさまざま。いろいろな意見にふれて視野を広げ、柔軟な思考力を養います。
発表・表現の機会が豊富
授業のなかで、立って教科書を音読したり、課題レポートやディスカッションの内容をまとめて発表したり、さまざまな場面で意見を求められたりします。教員は学生の意見を尊重するので、自信につながり、学習に意欲が持てます。
レポート作成・提出により理解を深める
教科書やディスカッションの内容を元に課題の内容をまとめ、レポートを作成・提出する機会が多くあります。ただ授業を聞くだけよりも理解が深まり、内容も確実に身につきます。文章の書き方も1年次の授業で丁寧に指導します。
学生が自ら学びに関わる
学生が積極的な学習姿勢を身につけることができるよう、授業では、学生が自ら板書したり、作業をしたり、ラーニングコモンズや図書館で調べ物をしたり、資料をまとめたりと能動的に取り組む場面がたくさんあります。
実際の現場で発揮できる知識・技術を確実に身につけるため、各学部ごとの演習授業が豊富に行われます。
教育学部
各教科指導法では、学生を生徒役にした模擬授業で授業方法を学びます。一人ずつ順番に準備を重ね、指導案を作成した授業を本番さながらに実施。数少ない経験の場としています。
保育児童学部
保育の実践的な技術は、多目的実習室や音楽室などの特別教室での演習授業で身につけていきます。保育士や幼稚園の先生役とこども役を交互に行い、どのような実施方法が良いか、考えながら実演します。
社会福祉学部
ソーシャルワークの実践方法や面談の技術など社会福祉援助に必要な技術は、実際のロールプレイ、ケーススタディなどを通して現場で生きる技術を身につけていきます。
心理学部
心理学実験、心理テスト、カウンセリングなどの実践的な技術を演習授業で身につけていくほか、実験結果の分析に必要や統計学など、情報技術を学ぶ演習授業もあります。
資格取得には多くの場合実習が必要となっており、本学では実習を重視した教育体制となっており、福祉・保育実習は福祉専門職支援室が、教育実習は教職課程支援室が学生の実習をサポートしています。授業で学んだ理論を確実なものとする実習により、実践的な知識に変えていくことができます。
実習事前指導
実習を控えた学生に、ただ資格を取得するために参加するのではなく、目的を明確に持ち、有意義な実習となるよう指導します。また、お世話になる施設や学校での立ち居振る舞いや責任感を身につけるための指導を行います。
本実習
授業で学んだ「理論」を現場で「実践」し、より生きた知識や技術を習得する現場実習。利用者様、こどもたちとのふれあいは、その仕事をめざす気持ちをより高めてくれるものとなります。
実習事後指導
実習での経験を振り返り、自分の知識や技術の未熟なところを復習します。また、それぞれが現場で見つけた課題や問題点について学生同士または教員と意見交換をすることにより、さまざまな事例について学び、よりよい対応方法を導き出す力をつけることができます。
大学全体で実習をサポート
資格取得に重要な実習を成功に導くため、実習巡回や個別指導を通して大学全体で実習をサポートしています。また、福祉・保育実習は福祉専門職支援室が、教育実習は教職課程支援室が一人ひとりを親身に支援します。
長期継続型の実習でより実践的な力をつける
社会福祉士・精神保健福祉士受験資格取得のための実習は、「長期継続型」実習。毎週2日間を繰り返す形式で現場実習を行うので、実習で出た課題をすぐ授業で解決することができます。通常の集中型の実習に比べて、より実践的に現場実習を進めることができる、東京福祉大学ならではのシステムです。
※社会福祉コースの社会福祉士受験資格取得、精神保健福祉専攻の精神保健福祉士受験資格取得の場合