2017.05.27
5月27日(土)、伊勢崎キャンパスでオープンキャンパスを開催しました。特別企画として、保育士として働いている卒業生のトークショーと、公務員対策講座についての解説と動画放映を実施。さらに、保護者説明会も開催するなど、盛りだくさんな内容となりました
保育児童学科を卒業後、さいたま市内の公立保育園に保育士として勤務している卒業生が、学生時代のキャンパスライフや就職活動のこと、保育士の仕事についてなどスピーチを行いました。
学校行事やサークル活動に積極的に参加し、公務員試験対策の授業にも真剣に取り組み、空き時間に友達と問題を出し合って自信をつけていったそう。
当時の授業で作成した教材が、現在は園児たちにリクエストされるほど大人気だとのことで、「大変な仕事だけれども、子どもたちの成長を間近で見られる喜びがあります」と笑顔で語りました。
卒業生のトークショーに続き、保育士・幼稚園教諭をめざす学生へのキャリア支援について、土屋修教授が解説をしました。
公務員試験について簡単に説明したのち、普段行っている公務員試験対策の「キャリア開発演習」の授業風景を、ビデオで見ていただきました。
実はこの授業、学生の「もっと教えてください!」という要望により、別の時間にも勉強会という形で回数を増やして行っています。このように、学生一人ひとりの学ぶ意欲に応え、東京福祉大学では全面的なキャリアサポートを行っています。
大学の体験授業は、岡村弘教授による保育系の授業「歌おう、遊ぼう!楽しい音楽表現活動の時間ですよ!」です。
子どもたちは、歌遊びやリズム遊びを通して他者とのコミュニケーションを覚えていきます。グループに分かれ、参加者のみなさんにも3種類の音楽的実践を行っていただきました。
「かえるの合唱」の歌に合わせて、イラストが描かれた紙を閉じたり開いたりしてみると……カエルが3匹になったり6匹になったり。周りの人とも笑顔で見せ合い、会場は大合唱に包まれました。
子どもが社会性を培い、生きる喜びや感動を導き出す方法を、体感することができました。
短大の体験授業は、堀聡子講師による「子育て支援って何だろう?~家族・保育者・社会の役割を考える」です。
「子育て支援」が必要になってきた背景を、グラフを読み解きながら理解していきました。その上で、いくつかの場面を想定し、親と子どもそれぞれがどう感じているのかをグループでディスカッション。
「私がいないとダメ」「自分の言うことを聞いてほしい」「一人の時間がほしい」といった、親のさまざまな心情が挙げられました。
その後、保育者の立場としてどう対応すべきかについても話し合い、子どもだけでなく、親への支援も重要な役割であることを理解していただきました。
体験授業と同時刻に、保護者を対象とした説明会を開きました。入学後の学生サポート、就職支援、資格取得、学費に関することなどを各担当者が説明。質問があれば、さらに詳しくお答えしています。説明会の参加は自由ですが、多くの保護者の方がご参加くださいました。
グループに分かれて、在学生が学内の施設をご案内。図書館、音楽室、大講義室、各実習室、カフェテリア見学の他、動物とのふれあい体験を行いました。一番人気の動物は、最近仲間も増えたウサギさん!スタッフが抱っこしているのを触っていただきました。
短期大学部の会場では、休憩時間に在学生がスライドを使ってイベント紹介を行いました。
たくさんの写真を使って紹介したのは、短期大学部2年の栗原怜花さんです。学園祭やスポーツデイ、赤城山宿泊研修などの他、短大独自のイベントについても紹介しました。別の在学生も時々コメントをし、和やかで笑いのあふれる時間となりました。
入試説明を行い、その後は担当職員による個別相談を行いました。専攻・カリキュラム、資格・仕事、入試のことなど、参加者からのさまざまな質問に対して、一人ひとり丁寧にお答えしました。
今後の日程・内容はこちらをチェック!皆様のご参加をお待ちしています!