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特別支援学校や国立障害者リハビリテーションセンター病院での学外授業を実施


 伊勢崎・池袋の両キャンパスで「病弱教育総論」(社会福祉学部 松浦俊弥准教授)を受講している3,4年生21名が、7月15日に千葉県内の特別支援学校(病弱教育)と隣接する病院の小児病棟、16日には埼玉県にある国立障害者リハビリテーションセンター病院を授業の一環として訪れました。今回は特別支援学校の教員免許取得を目指す学生が学校や病院で関係者から生の声を聴き、病弱教育への具体的なイメージを深めることを目的として実施されました。
 特別支援学校では特別支援教育コーディネーターを務める教員から病弱教育の現状と今後の課題について講話を受け、校内を案内していただきました。また、病院の小児病棟を訪問し、看護師長、臨床心理士、病棟保育士の皆さんの講話を聞き、病棟内を見学させていただきました。いずれの場でも、病院と学校が病気の子どもに関する情報を共有し、ひとつの「チーム」として支援に当たっていく重要性を具体例から教えていただきました。  国立障害者リハビリテーションセンター病院では、概要説明を受け、見学を終えたあと、日本の病弱教育研究の第一人者で、同院の第3診療部長(児童精神科医)を務める西牧謙吾先生から「学校教育に携わる者に必要な信念」について貴重な講話を頂きました。西牧先生から「みなさん自身が病弱教育を推進する立場を目指してほしい!」と学生にエールを送られました。


(左)特別支援学校のプールを見学 (右)病院の小児病棟のプレイルームを体験 

医師の先生から話を聞く学生たち

 2日間の学外授業を終えて、学生からは「実際の職場を見て教員採用試験の突破を目指すモチベーションが高まった」「本やTVドラマなどで知るしかなかった小児病棟、病弱教育について実際の現場を見学でき、また関係者から生の話を聞くことができて大変勉強になったと同時に刺激を受けた」など前向きな感想が寄せられました。
松浦准教授は「今後も学校現場で即戦力となる教員養成に力を入れるため、授業における学生の現場見学、体験活動などを活発に進めていきたい」と語っていました。

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