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2017.12.26

【高大連携プログラム実施報告】群馬県立西邑楽高等学校で出前授業を実施!



 12月13日(水)、群馬県立西邑楽高等学校において、1年次生徒を対象に、本学社会福祉学部 山下喜代美准教授による出前授業が行われました。

 この授業は、本学で進めている「高大連携プログラム」の一環として、高等学校からの要請により行われました。

 この授業は、「『最期まで口で食べる』ことを支えるために」と題して行われ、介護現場などで食事の支援をするための基礎知識としての"食べる仕組み"について理解を深める講義となりました。


 授業前半は、介護することの基盤となる考え方や、利用者の方が歩んできた人生や個性などに寄り添いながら支援していくこと、利用者の自己実現をサポートすることが介護・福祉の役割であることを解説しました。

 後半は、何気なくしている「食べる」という動作を振り返り、実際にお煎餅を食べながら摂食や嚥下のプロセスについて体験学習をしてもらいました。食べにくい姿勢の例として、両足を宙に浮かせた状態で食べてみることで、車椅子に乗って生活している方の状態だという気付きや、障がいを持った方への理解を深めました。

 生徒のみなさんは、和やかな雰囲気の中、一人ひとりが山下准教授の話に興味を持ち、とても楽しそうに授業に参加していました。

 今後も東京福祉大学は高大連携プログラムの推進を通して地域貢献を進めてまいります。




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