理事長メッセージ

学校法人茶屋四郎次郎記念学園理事長
ロペス・ルイス・ミゲル
現教育学部長
この度、6月27日付をもちまして、東京福祉大学の理事長に就任いたしましたロペス・ルイス・ミゲルでございます。謹んでご挨拶申し上げます。
東京福祉大学は、開学以来25年の月日がたち、福祉、教育、心理、保育分野における人材育成に尽 力してまいりました。これもひとえに、地域の皆様、保護者の皆様、企業の皆 様、そして教育・研究にご尽力されてきた教職員の方々のご理解とご支援の賜物 と深く感謝申し上げます。
私は、理事長として、これまでの東京福祉大学の歴史と伝統を重んじつつ、改めるべきところは改め、守るところは守り、社会の変化に即応した大学運営を目指 してまいります。特に、
* 福祉、教育、心理、保育の専門性を高める実践的な教育の推進
* 社会のニーズに応える研究の推進と地域社会への貢献
* 学生一人ひとりが主体的に学び、成長できる環境の整備
* 多様な背景を持つ学生が安心して学べる共生社会の実現
* グローバル社会に対応できる国際性豊かな大学づくり
の5点を重点課題として掲げ、教職員一同、力を合わせて邁進してまいります。
大学を取り巻く環境は、少子化やグローバル化の進展、AI技術の発展など、目まぐるしく変化しております。このような時代において、東京福祉大学が社会から求められる役割を果たすためには、信頼の回復とともに常に改革の意識を持ち、学生や教職員が安心して学修や研究に励むことのできる大学として未来を見据えた挑戦を続けていく必要があります。
これからの東京福祉大学の発展のため、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、 心よりお願い申し上げます。
東京福祉大学 理事長
学長メッセージ

東京福祉大学
学長
坂井 二郎(さかい じろう)
現大学院教育学研究科長
このほど新しい学長に就任しました坂井二郎と申します。学生の皆様、保証人の皆様、教職員の皆様、よろしくお願いいたします。
東京福祉大学にはたくさんの魅力があります。
様々な免許が取得可能であること。
双方向対話型のアクティブ・ラーニングを学べること。
アカデミックアドバイザー制度によるきめ細やかな支援体制が整っていること。
就職・教職支援などのキャリア支援が手厚いこと。
学生の皆さんは、これらの魅力を経験し地域社会で貢献する技量を身に付けていきます。
ただ技量をどう活用するかはその人次第です。つまり技量を最大限に活用する人としての「資質」や「あり方」が重要といえます。
教員には教員の資質、社会福祉士には社会福祉士の資質、保育士には保育士の資質があると思います。ただ人を相手にした仕事の場合、共通の「資質」は人を思いやり大切に思う心ではないでしょうか。その「人を思いやり大切に思う心」とは「福祉の心」そのものであり、その心を基盤としてその場その場での「最善の行動」が可能となります。
そして東京福祉大学は、「福祉」の大学です。みんなの幸せのために自分が今ここで何ができるのだろうと自問する優しい心を大切にしています。社会には多様な人がいることに目を向け、多様な人に「寄り添う心」を育むことが「福祉」大学の使命といっても過言ではありません。この「福祉の心」は人をつなぎ、地域をつなぎ、社会に広がり調和と平和と皆の幸せを作り出す原動力となります。紛争、分断が激化する現代社会で「福祉の心」の果たす役割は非常に重要と言えます。
東京福祉大学にはそのような福祉の心を体現する優しい学生さんが数多く存在しています。皆さんの中にある「福祉の心」をより一層育み磨いていってください。皆さんの人生をより良い方向へ導く宝となると確信しています。そして大学としても福祉の心に今一度立ち戻り今まで以上に学生の皆さんの夢の実現のための最善の支援ができるよう取り組んでいきます。また最善の支援のためには学生の皆さんのご意見が何より重要です。皆さんが思っていることや要望があればお知らせください。
最後になりますが、学生の皆様、保証人の皆様、教職員の皆様、暑い日々が続きますが、人間は生身ですし身体は資本です。休む時はしっかり休み、体調管理に留意し、元気にお過ごしください。