大学の教員養成に関する情報
(1)教員の養成の目標
東京福祉大学は、建学の精神に則り、理論的・科学的能力と実践的能力を統合し、柔軟な思考力と問題発見・解決能力のある人材を育成する。
また、「できなかった子(生徒)をできる子(学生)にするのが教育」という本学の使命に則った教育を通じ、以下のような教員を養成する。
・情報化・グローバル化社会の中で変動する教育現場に対応するため、異文化理解能力、国際コミュニケーション能力、IT活用能力などを兼ね備えた教育力を身につける。
・地域を生かし、児童生徒等一人ひとりの可能性と生きる力を育むため、幅広い教養を兼ねた人間力・教育力を身につける。
・専門科目と実習・演習科目において各教員養成に必要な専門知識と教育実践能力を身につける。
(2)目標を達成するための計画
本学では、教育に関する理論を学校現場において生かすことのできる実践力を身に付けた教員の養成を目指し、教育活動の充実を図っています。 大学4年間の学びの概要は以下のようになります。
【1年次】教員に必要な心構えと教員に求められる資質・能力について学ぶ
【2年次】子どもへの理解を深めるために必要な基礎知識・技能を学ぶ
【3年次】教育実習等を通して教員になるために必要な知識と視野を身につける
【4年次】大学での学びを振り返り、教育現場の即戦力として社会にでるための最終準備を行う
また、本学では、通学課程と通信教育課程のいずれにおいても教員を養成しており、その目標も同一である。しかしながら、各課程における学修のすすめ方に特色があるため、各々に即したサポートを提供している。
(1)教員の養成に係る組織
(2)教員の養成に係る教員の数
(1)教員の養成に係る授業科目
(2)授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画
東京福祉大学のシラバスページをご確認ください。
(1)本学の求める教員としての高い専門性と豊かな人間性を備えた人材の育成を目指して、「教育実習専門部会」、「教職課程支援室」を設置し、密接な連携の下に組織的な取組を推進しています。
また、「キャリア教育専門部会」の中に「教員採用選考試験対策班」を置き、教員採用選考試験対策の充実を図っています。
【教育実習専門部会】
本部会は、教育実習の改善・充実及び円滑な運営を図ることを目的とした全学組織として、教育学部長、教務課長、キャリア支援室主査、各学部・学科から選出された教育実習・教職課程等担当教員、教務課・キャリア支援室教育実習事務担当者等により構成され、原則として毎月一回の定例会を開催しています。【キャリア支援室】
より質の高い教員を目指す学生を計画的、継続的にサポートするため、2012年4月から旧来の「教員サポートセンター」を改編し、「教職課程支援室」として設置されました。さらに、2024年からは、キャリア支援の部署を統合し、総合的なサポートを行うため、「キャリア支援室」を設置しました。そのなかで、教職課程支援として教育実習の円滑な推進と、教員採用試験対策の実施を主たる目的としています。教職に関わる情報提供や個別相談をきめ細かく行う他、教員採用試験に向けての模擬試験の実施・指導、論文指導、面接・模擬授業等の指導を学生のニーズに応じて行っています。また、学校ボランティアの紹介や助言なども行っています。