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2019.02.01

【高大連携プログラム実施報告】KTCおおぞら高等学院町田キャンパスで出前授業を実施!


 1月26日(土)KTCおおぞら高等学院 町田キャンパスにおいて、保護者の方を対象に、本学 社会福祉学部 藤島 薫 准教授による出前授業が行われました。

 この授業は、本学の進めている「高大連携プログラム」の一環として、高等学校からの要請により開催されたものです。

 今回の講義テーマは「子どもや若者に自信と誇りを持たせるために大人ができること」でした。当日は17名が受講。参加者の中には近隣中学校の教員もいました。

 子どもの自尊感情を育てるには、安定した大人のかかわりが大切であり、日々、子どもや若者に関わる保護者や支援者に向けて、そのかかわり方や、日常生活で使える実践的なアイデアを提供する講義となりました。

 冒頭「近頃の子どもや若者とは?」について統計などを用いて紹介。その上で、子どもに「自分は価値ある存在だ」という信念を持ってもらえるよう、大人の具体的アプローチ方法について実践的演習方式を用いて考えてもらいました。
大人が子どもと対応する際に大切な「賞賛する」「認める」「褒める」など、頭では理解できていることも、いざ実践するとなると難しいことを踏まえ、直接的、間接的に褒める具体的手法や、覚えておくと便利な「魔法のキーワード」なども紹介。参加者も熱心にメモを取りながら真剣に受講する姿が印象的でした。


 終盤、質疑応答の時間も取り、「言葉数の少ない子どもに対して上手くアプローチする方法は?」など、複数の質問もあり、藤島准教授が事例を踏まえながら丁寧に回答していました。
2時間という限られた時間の中でしたが有意義な時間を皆で共有し、最後は参加者全員の盛大な拍手の中で授業は終了しました。

今後も東京福祉大学は高大連携プログラムの推進を通じて、地域貢献をすすめてまいります。