大学情報

Information

2019.09.14

本学教授が第35回学習デジタル教材コンクールで「佳作」を受賞!

 公益財団法人 学習ソフトウェア情報研究センター主催、文部科学省後援、(一財)日本児童教育振興財団・(株)日本教育新聞社・東京書籍(株)・パイオニアVC(株)協賛の「第35回学習デジタル教材コンクール」において、本学の沼澤清一教授(教育学部)が佳作を受賞しました。

 このコンクールは、学校教育におけるデジタル機器の活用と教育の情報化の進展に貢献することを目的としたもので、教員や教育関係者・団体による自作デジタル教材やホームページ、種々のデジタル教材を使用した授業の指導案や実践例などを募集しています。優れた作品には賞を授与するとともに、それらの作品を広く教育関係者に紹介し、相互利用されるよう情報提供をしています。今年で35回目を迎え、毎年工夫をこらした教材作品が寄せられています。

 今回、沼澤教授は「水の旅」(福岡浄水場編)と題し、小学4年生の社会科での活用を目的としたパワーポイントの教材で応募し、受賞となりました。これは、沼澤教授が2017年度に発表した「水の旅」(仙台市自作視聴覚教材審査会 コンピュータソフト部門奨励賞受賞作)を、方針・目的はそのままに構成・編集において分かりやすさを追求し大幅な修正を加えて完成させたものです。


 写真での説明に図による説明・解説を加え、さらに標高図や断面図を作成して土地の高低を分かり易くし、だれでも全体像を理解できるように工夫しています。





現在は、小学校勤務時代に子どもたちと一緒に追及した1つの橋の両脇に流れる水管橋の逆行する2つの水の流れを、当時はできなかったGoogleの航空写真・地形図、標高図、断面図を取り入れての現代版再編集を進めています。来年のコンクール応募に向けて、さらなる意欲にあふれています。