短期大学部について

短期大学部 基本情報

建学の精神

「理論的・科学的能力と実践的能力を統合した社会貢献」
21世紀の保育社会で活躍できる柔軟で合理的な思考力と実践力を備え、未知の問題を切り開くフロンティア精神と人のために尽くす福祉の心を持った保育者として、社会に貢献できる人材を養成する。

短期大学部の教育の目的

「教育基本法と学校教育法」の精神に則り、高潔なる人格と豊かな人格を培い幅広い教養を与えるとともに、併せて保育・多文化社会における子育て支援に関する実用的な専門教育を施し、もって社会の発展に貢献する人材を育成する。

こども学科の教育の目的

増大する保育ニーズに対応でき、こどもや家庭に関わる様々な問題を発見し解決できる能力とカウンセリングマインドをもった、質の高いこどもの専門家を養成し、現場で即戦力となる人材を養成する。

人材養成の目標

1.変化著しい社会において自らの役割と責任を自覚し、自ら学び続け、成長しようとする社会人の育成

  1. 2.多様化する保育ニーズに対応できるこどもの専門家の養成
  2. 3.家庭・地域社会と連携し、保育とソーシャルワークを担うこどもの専門家の養成

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

 次の者に学位を授与する。
1) 本学学則第14条に示す卒業要件を満たした者
2) 本学のカリキュラムの履修を通して、こども学科が定める「学修成果」を獲得した者

学修成果(学生が獲得すべき能力):
1.変化著しい社会において自らの役割と責任を自覚し、自ら学び続け、成長しようとする社会人としての能力
A) 汎用的技能
B) 態度・志向性
C) 統合的な学習経験と創造的思考力
2.多様化する保育ニーズに対応できるこどもの専門家としての能力
D) 保育に関する知識と技能
E) こどもの成長・発達・心理に関する知識
F) 特別な支援を必要とするこどもの理解
G) 多文化共生社会の理解
H) 音楽・造形・運動等の基礎知識と技能
I) 豊かな表現力・想像力
3.家庭・地域社会と連携し、保育とソーシャルワークを担うこどもの専門家としての能力
J) 社会福祉に関する知識
K) 子育て支援の理解と方法に関する知識と技能
L) カウンセリングに関する知識と技能

カリキュラムポリシー<こども学科>(教育課程編成・実施の方針)

こども学科が定める「学修成果」獲得のため、次のとおり教育課程を編成する。
1.幅広い教養と汎用的技能や社会人基礎力獲得のため、「総合教育科目」を設置する。また、総合教育科目を【一般教養科目】【現代社会の理解】【文化や言語の理解】【専門基礎教育】【キャリア開発教育科目】の5つに区分する。
2.保育・幼児教育に関する専門的知識と技能を身につけるため、「専門教育科目」を設置する。また、専門教育科目を【こどもの理解・発達支援】【保育の内容・方法】【子育て支援の理解と方法】【保育・子育て支援の実践と展開】【教育】の5つに区分する。
3.児童福祉法施行規則に従い、保育士資格取得のための必修・選択科目を設置する。
4.教育職員免許法に従い、幼稚園教諭二種免許状取得のための必修・選択科目を設置する。
5.通学課程は、4学期を次のように位置づけ、それぞれ科目を配置する。
・1年次春期:
保育者としての基礎力を身に付ける①
 多様化する保育ニーズに対応できるこどもの専門家を目指す上で必要な基本的な資質・能力・知識・技能等を獲得する。
・1年次秋期:
保育者としての基礎力を身に付ける②
 保育者としての基礎な資質・能力・知識・技能等をさらに伸ばす。また、1年次終了時に実施される保育実習に向けた準備を行う。
・2年次春期:
保育者としての実践力を身に付ける
 保育実習及び幼稚園教育実習とその振り返りを通して、実践力を養う。また、保育者としての基礎力を高める。 
・2年次秋期:
保育者としての応用力を身に付ける
 様々な選択科目の履修を通して多様化する保育ニーズに対応できる応用力を獲得する。また、保育とソーシャルワークを担うこどもの専門家としての知識・技能等も獲得する。