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研究活動

現代社会の現実的課題の解決を目的として、実践的な研究を推進。
社会の発展に貢献しています。

東京福祉大学・大学院では「理論と実践の統合」を核として学部教育・大学院教育が行われています。学問とは、現実の社会で起こる様々な問題を発見し、解決することができるような、応用が利くものでなければなりません。東京福祉大学・大学院の教育研究ネットワークは学生の実践的な能力を高めるとともに、その枠を越え、社会の発展にも大きく貢献しています。

東京福祉大学の研究紀要です。下記のリンクをクリックすると、PDFファイルが開き、ご覧いただけます。

第13巻第1号第2号合併号 

第12巻第1号第2号合併号 

第11巻第1号第2号合併号

第10巻第1号第2号合併号

第9巻第1号第2号合併号

第8巻第2号

第8巻第1号

第7巻第2号

第7巻第1号

第6巻第2号

第6巻第1号

第5巻第2号

第5巻第1号

科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対して助成が行われております。

※上記の年度のアイコンをクリックしていただくと、PDFが開きます。


文部科学省・日本学術振興会科学研究費採択課題紹介

ボランティア活動を通した教員養成のあり方と「教育的公共性」の構築に関する研究(平成27~29年度)  研究代表者:石﨑達也准教授

 本研究の目的は、「教職ボランティア活動」を通した循環型教員養成モデルを構築することです。「教職ボランティア活動」とは、学生ボランティアが、学校現場で児童生徒の学習サポートを始め、さまざまな学校活動をお手伝いする活動です。調査研究では、群馬県伊勢崎市と東京福祉大学とが「互恵的連携」を目指す中で平成19年度に設立された教職ボランティアチューター制度(*)を対象とし、教職ボランティア活動に参加した学生の活動中の「エピソード記述」、活動後の「気づき」の記録を収集し、本活動の意義や学生の体験の深化のプロセスについて、ボランティア活動による活動者の認知発達の先行研究や「省察」概念をもとに検証しました。その結果、「教えられる存在」から「教える存在」になるという自己認識が生成され、学校の子どもたちや実践者集団としての教育現場の教員との連携を模索する意識(=教育的公共性への意識)の芽生えが見られました。本研究を通して、地域と大学とが連携して教員になるための実践の機会や場を教育実習の他に設定することにより、教員養成に関する対話の意識が高まり、教員を目指す学生の体験的学びの深化とともに地域の学校での「学び」も活性化していくことが明らかになりました。
*教職ボランティアチューター制度には、平成27年度107名、平成28年度83名、平成29年度120名と、毎年約100名の学生が参加しています。